仮想マシンのネットワーク動作スキャナーの設定

疑わしいネットワーク動作の検知機能は、Enterprise ライセンスで本製品を利用している場合にのみ使用できます。

保護対象の仮想マシンに対して、ネットワーク動作スキャナーを設定するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールで、関連する仮想マシンを範囲に含むポリシーのプロパティを開きます:
    1. コンソールツリーで、ポリシーが作成されたフォルダーまたは管理グループを選択します。
    2. 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
    3. ポリシーのリストでポリシーを選択し、ポリシーをダブルクリックすると、ポリシーのプロパティウィンドウが開きます。
  2. ポリシーのプロパティウィンドウの[ネットワーク脅威対策]セクションで、[侵入防止]サブセクションを選択します。
  3. 仮想マシンのネットワーク動作スキャナーが無効になっている場合は、[仮想マシンのネットワーク動作の監視]をオンにします。
  4. 設定]をクリックします。

    ネットワーク動作スキャナーのパラメータ]ウィンドウが表示されます。

  5. Kaspersky Security により、ネットワークの動作の兆候を検知すべきアプリケーションのカテゴリが指定されます:
    • アドウェア
    • その他のプログラム

    Kaspersky Security は、保護対象の仮想マシンのトラフィックでウイルス、ワーム、トロイの木馬などのマルウェアに特有のネットワークの動作を常に検知します。

  6. 検知されたネットワークの動作が、保護対象のインフラストラクチャへの侵入の兆候ではないことを確認できる場合は、保護対象の仮想マシンのトラフィックでの疑わしいネットワーク動作の検知を適用しないルールのリストを設定できます。

    リストにネットワーク動作の検知ルールを追加するには、リストの上部にある[追加]をクリックして、リストに次の形式でルール ID を入力します。<数値>:<数値>:<数値>

    適用されたルールに関する情報は、疑わしいネットワーク動作が検知されたときに Kaspersky Security Center に送信されたイベントのテキストで確認できます。

  7. ネットワーク動作スキャナーのパラメータ]ウィンドウで、[OK]をクリックします。
  8. 疑わしい動作の検知時の処理(ネットワーク保護を標準モードで導入している場合)]をドロップダウンリストで選択します。

    ネットワーク保護が監視モードで導入されている場合、疑わしいネットワーク動作を検知すると、[無視する]の処理が実行されます。

  9. 必要に応じて、[脅威の検知時にトラフィックを N 分間ブロックする]の設定の値を変更します。
  10. 必要に応じて、Kaspersky Security でネットワークの脅威からの保護の除外ルールを設定して、特定の IP アドレスのトラフィックをスキャンから除外したり、これらのトラフィックの処理時に特別な処理を適用します。
  11. ポリシーのプロパティウィンドウで[OK]をクリックします。
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