Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Agentless

Guest Introspection サービスの導入

Kaspersky Security が適切に機能するには、ファイル脅威対策がインストールされた SVM が導入されている各 VMware クラスターに Guest Introspection サービスを導入する必要があります。

VMware クラスターに Guest Introspection サービスを導入すると、そのクラスターに属するすべてのハイパーバイザーに Guest Introspection サービス仮想マシンが導入されます。

Guest Introspection サービスの導入は、VMware vSphere Web Client コンソールで実行します。

Guest Introspection サービスを導入するには:

  1. VMware vSphere Web Client コンソールで、仮想マシンのネットワークサービスおよび保護サービスの導入ウィザードを開始します([サービスの導入]タブの[ネットワークとセキュリティ] - [インストールとアップグレード]セクション)。
  2. ウィザードを使用して、以下の Guest Introspection サービス導入設定を指定します:
    1. テーブルで Guest Introspection サービスを選択します。
    2. ファイル脅威対策をインストールする VMware クラスターを選択します。
    3. 必要に応じて、選択した VMware クラスター内のハイパーバイザーに導入されるすべての Guest Introspection サービス仮想マシンの既定の設定を変更します:
      • サービス仮想マシンで使用されるネットワーク
      • サービス仮想マシンを導入するための保管領域
      • IP アドレスの割り当て方法:既定では、サービス仮想マシンは DHCP プロトコルを使用してネットワーク設定を取得します。サービス仮想マシンに IP アドレスを割り当てるために使用する IP アドレスの静的プールを設定できます。
  3. ウィザードを終了し、Guest Introspection サービスの導入が完了するまで待ちます。

    Guest Introspection サービス仮想マシンが、選択した VMware クラスター内の各ハイパーバイザーに導入されます。

Guest Introspection サービスの導入について詳しくは、ナレッジベースを参照してください。