製品アップグレード時にポリシーとタスクを変換するときの注意事項

変換されたポリシーとタスクは、以前のバージョンの Kaspersky Security のポリシーとタスクの設定からの値を使用します。以前のバージョンのポリシーとタスクに存在しなかった設定は、既定値を使用します。

ポリシーの保護対象のインフラストラクチャの選択

ポリシーは、以前のバージョンの製品のポリシーで選択された保護対象インフラストラクチャに応じて、次のように変換されます:

[自動処理]オプション

変換されるポリシーとタスクに、[自動処理]オプションはありません。以前のバージョンの製品のポリシーまたはタスクでこのオプションが選択された場合、変換されたポリシーまたはタスクで次の処理が選択されます:

URL のスキャン

以前のバージョンの製品のポリシーで URL のスキャンが有効になっている場合、変換されたポリシーの URL スキャンの設定は次の値を使用します:

以前のバージョンの製品のポリシーで URL のスキャンが無効にされていた場合、変換されたポリシーでも無効になります。

ファイルの拡張子での大文字と小文字

ネットワークパスでは大文字と小文字を区別します]設定は、返還後のポリシーには含まれていません。Windows オペレーティングシステムで動作する仮想マシンを保護する場合、保護範囲に含めるファイルの拡張子で大文字と小文字は区別されません。

メインプロテクションプロファイル

変換されたポリシーでは、ポリシーの作成時に自動的に生成されるプロテクションプロファイルは「メインプロテクションプロファイル」と呼ばれます。Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Service Pack 1 Maintenance Release 1 Agentless またはそれ以前のバージョンのポリシーでは、「ルートプロテクションプロファイル」と呼ばれていました。

タスクを変換するときの注意事項

変換後のオブジェクトスキャンタスクでは、製品の以前のバージョンのタスクで指定されたタスク範囲が使用されます。

変換後のタスクでは、製品の以前のバージョンのタスクで指定された実行スケジュールが使用されます。

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