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メインプロテクションプロファイルの設定
ポリシーの作成 時([メインプロテクションプロファイルの設定 ]ステップ)またはポリシー作成後のポリシーのプロパティ ([ファイル脅威対策 ]セクションの[メインプロテクションプロファイル ]サブセクション)で、メインプロテクションプロファイルを設定できます。
メインプロテクションプロファイルを設定するには:
[セキュリティレベル ]セクションで、Kaspersky Security による仮想マシンのスキャンのセキュリティレベルを選択します:事前にインストールされているセキュリティレベル([高 ]、[推奨 ]、または[低 ])のいずれかに変更する場合は、スライダーを使って 1 つ選択します。 セキュリティレベルを[推奨 ]に変更するには、[既定値 ]をクリックします。 独自のセキュリティレベルを設定する場合は、[設定 ]をクリックします。[セキュリティレベル設定 ]ウィンドウが開きます: [アーカイブと複合ファイルのスキャン ]セクションで、次の項目を設定します:アーカイブをスキャン アーカイブのスキャンを有効または無効にします。
既定では、このチェックボックスはオフです。
駆除できないアーカイブを削除 駆除できないアーカイブを削除する機能を有効または無効にします。
このチェックボックスをオンにすると、駆除できなかったアーカイブが削除されます。
このチェックボックスをオフにすると、駆除できなかったアーカイブは削除されません。感染したファイルが削除されなかったという情報が Kaspersky Security Center の管理サーバーに送信されます。
このチェックボックスは、[アーカイブをスキャン ]をオンにすると使用可能になります。
既定では、このチェックボックスはオフです。
自己解凍アーカイブをスキャン 自己解凍アーカイブのスキャンを有効または無効にします。
既定では、このチェックボックスはプロテクションプロファイルに対してはオフ、スキャンタスクに対してはオンです。
OLE 埋め込みオブジェクトをスキャン ファイル内部に埋め込まれたオブジェクトのスキャンを有効または無効に設定します。
既定では、このチェックボックスはオンです。
大きな複合ファイルをスキャンしない このチェックボックスをオンにすると、[スキャンする複合ファイルの最大サイズ ]に指定されている値を超えるサイズの複合ファイルはスキャンから除外されます。
このチェックボックスをオフにすると、複合ファイルはサイズに関係なくスキャンされます。
アーカイブから展開される大きなサイズのファイルは、[大きな複合ファイルをスキャンしない ]がオンになっているかどうかに関係なくスキャンされます。
既定では、このチェックボックスはオンです。
スキャンする複合ファイルの最大サイズ スキャン対象の複合ファイルの最大サイズを MB 単位で指定します。指定した値を超えるサイズのオブジェクトは解凍されず、スキャンされません。
この設定は、[大きな複合ファイルをスキャンしない ]をオンにした場合に編集可能です。
このフィールドには 1 から 999999 の値を指定することができます。既定値は 8 MB です。
[パフォーマンス ]セクションで、次の項目を設定します:ファイルスキャン時間を制限する ファイルスキャン時間の制限を有効または無効にします。
このチェックボックスをオンにすると、スキャン時間が[ファイルの最長スキャン時間 ]に指定された値に達した場合、このファイルをスキップします。
このチェックボックスをオフにすると、ファイルのスキャン時間が制限されません。
既定では、このチェックボックスはプロテクションプロファイルに対してはオン、スキャンタスクに対してはオフです。
ファイルの最長スキャン時間 ファイルスキャンの最長時間(秒単位)。スキャン時間が指定した値より長くなると、ファイルのスキャンは停止されます。
この設定は、[ファイルスキャン時間を制限する ]をオンにした場合に編集可能です。
このフィールドには 1 から 3600 の値を指定することができます。既定値は 60 秒です。
[検知するオブジェクト ]セクションの[設定 ]をクリックします。[検知するオブジェクト ]ウィンドウが表示されたら、次の項目を設定します: [検知するオブジェクト ]ウィンドウで、[OK ]をクリックします。 [セキュリティレベル設定 ]ウィンドウで[OK ]をクリックします。セキュリティレベルの設定を変更した場合は、カスタムセキュリティレベルが作成されます。[セキュリティレベル ]セクションのセキュリティレベルの名前が[カスタム ]に変わります。
[脅威の検知時の処理 ]セクションで、ドロップダウンリストから 操作を選択します。このドロップダウンリストには、感染したファイルの検知時に Kaspersky Security が実行できる処理が含まれます:
Windows オペレーティングシステムで動作する仮想マシンの保護でネットワークドライブ上のファイルをスキャンしない場合、[保護範囲 ]セクションの[ネットワークドライブをスキャンする ]をオフにします。既定では、Windows オペレーティングシステムで動作する仮想マシンを保護する場合、ネットワークドライブ上の保護から除外されていないすべてのファイルがスキャンされます。Linux オペレーティングシステムで動作する仮想マシンを保護する場合、サポートされるネットワークファイルシステム(NFS および CIFS)上のファイルが常にスキャンされます。ネットワークファイルシステム上のファイルを保護範囲から除外する場合、ネットワークファイルシステムがマウントされているディレクトリを保護から除外するように設定します。
Kaspersky Security は、リムーバブルディスクとハードディスク上のファイルは常にスキャンします。そのため、[保護範囲 ]セクションの[すべてのリムーバブルドライブとハードディスクをスキャンする ]の設定を編集することはできません。
仮想マシンの特定のファイルを保護の対象から除外するには、[保護から除外 ]セクションで[設定 ]をクリックします。表示される[保護から除外 ]ウィンドウで次の設定を指定します:
[ファイル拡張子 ]セクションで、次のいずれかのオプションを選択します:次の拡張子のファイルを除くすべてのファイルをスキャン :テキストボックスに、仮想マシンが保護されている時にスキャンしないファイルの拡張子のリストを指定します。保護範囲から除外するファイルの拡張子では、大文字と小文字は区別されません。次の拡張子のファイルのみをスキャン :テキストボックスに、仮想マシンが保護されている時にスキャンするファイルの拡張子のリストを指定します。Linux オペレーティングシステムで動作する仮想マシンを保護する場合、保護範囲に含めるファイルの拡張子で大文字と小文字が区別されます。Windows オペレーティングシステムで動作する仮想マシンを保護する場合、ファイル拡張子の大文字と小文字は区別されません。各拡張子を空白文字で区切るか、新しい行に入力することにより、フィールドにファイル拡張子を入力できます。ファイル拡張子には次の特殊文字以外のすべての文字を入力できます: .* | \ : " < > ? /
。拡張子に空白文字が含まれる場合、"doc x"
のように引用符で囲んで入力します。
ドロップダウンリストで[次の拡張子のファイルのみをスキャン ]を選択しているのに、スキャンするファイルの拡張子が指定されていない場合、すべてのファイルがスキャンされます。
[ファイルとフォルダー ]の表で、[追加 ]、[変更 ]、[削除 ]の各ボタンを使用して、保護の対象から除外するオブジェクトのリストを作成できます。既定では、除外リストには、Microsoft により推奨されたオブジェクトが含められます(推奨される除外リストについては、Microsoft の Web サイトを参照してください)。これらのオブジェクトは、メインプロテクションプロファイルが割り当てられたすべての仮想マシンで保護の対象から除外されます。[ファイルとフォルダー ]の表でこれらのオブジェクトのリストを表示および編集できます。
次の種別のオブジェクトを保護の対象から除外できます:
保護から除外するファイルおよびフォルダーのパスでは、大文字と小文字は区別されません。
[エクスポート ]を使用して除外リストをファイルに保存したり、[インポート ]を使用して以前に保存した除外リストをファイルから読み込んだりできます。除外リストのインポートとエクスポートには、XML 形式のファイルを使用できます。DAT 形式のファイルから除外リストをインポートすることもできます。DAT 形式のファイルを使用すると、その他のカスペルスキー製品でも除外リストをインポートすることができます。
除外リストが、それを使用するアプリケーションのビットレートに応じて複数の値を持つ環境変数を使用する場合、64 ビット Windows オペレーティングシステムでは、変数のすべての値に対応するオブジェクトが保護から除外されます。たとえば、「%ProgramFiles%」変数を使用している場合、「C:\Program Files」フォルダーおよび「C:\Program Files (x86)」フォルダーにあるオブジェクトは保護から除外されます。
[保護から除外 ]ウィンドウで[OK ]をクリックします。 [次へ ](新規ポリシーウィザード)または[適用] (ポリシーのプロパティ)をクリックして、変更を保存します。 プロテクションプロファイルの新しい設定は、Kaspersky Security Center と SVM との間でデータが同期された後に適用されます。
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