スキャン方法の変更

スキャン方法」は、ファイルアンチウイルスがファイルのスキャンを開始する条件を意味します。既定では、ファイルアンチウイルスはスマートモードでファイルをスキャンします。このファイルスキャン方法の場合、ファイルアンチウイルスでは、ユーザー、現在のユーザーまたは別のユーザー(オペレーティングシステムへのログインに使用されたアカウント)の権限でのアプリケーション、オペレーティングシステムによるファイルの操作が分析された後に、ファイルをスキャンするかどうかが判断されます。たとえば、Microsoft Office Word ドキュメントの場合は、ファイルを最初に開くときと最後に閉じるときに、ファイルアンチウイルスによってファイルがスキャンされます。ファイルを上書きする中間作業を実行しても、ファイルはスキャンされません。

ファイルスキャン方法を変更するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、対象とする保護された仮想マシンが所属する管理グループと同じ名前のフォルダーを開きます。
  3. 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
  4. ポリシーのリストから Light Agent for Linux ポリシーを選択し、ダブルクリックしてポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
  5. Light Agent for Linux ポリシーのプロパティウィンドウで、左のリストから[ファイルアンチウイルス]を選択します。

    ウィンドウの右側に、ファイルアンチウイルスの設定が表示されます。

  6. セキュリティレベル]セクションの[設定]をクリックします。

    ファイルアンチウイルス]ウィンドウが開きます。

  7. ファイルアンチウイルス]ウィンドウの[詳細]タブにある[スキャン方法]セクションで、次のいずれかの操作を行います:
    • スマートモードでスキャン
    • ファイルのアクセス時と更新時にスキャン
    • ファイルのアクセス時にスキャン
  8. ファイルアンチウイルス]ウィンドウで[OK]をクリックします。
  9. 適用]をクリックします。
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