対話モードでの Light Agent for Linux のインストール

対話モードでコマンドラインから Light Agent for Linux をインストールするには、次のコマンドによってインストールスクリプトを開始します:

# sh lightagent-5.0.X-X-bundle.sh

5.0.X-X は、製品のバージョン番号です。

それにより、インストールスクリプトが次の手順を実行します:

  1. ネットワークエージェントをインストールします。

    必要なバージョンのネットワークエージェントがすでにインストールされている場合、このステップはスキップされます。

    ネットワークエージェントがインストールされたら、初期設定を実行する必要があります(Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください)。

  2. Light Agent for Linux をインストールします。

    Light Agent for Linux がインストールされたら、初期設定を実行する必要があります。

Light Agent for Linux を初期設定するには:

  1. 次のコマンドを実行して初期設定スクリプトを開始します:

    /opt/kaspersky/lightagent/bin/lightagent-setup.pl

  2. お客様とカスペルスキーとの間で締結する使用許諾契約書およびデータの処理と転送を記述したプライバシーポリシーを読みます。これを行うには、Enter を押します。表示を終了するには、q キーを使用します。使用許諾契約書とプライバシーポリシーの条件に同意する場合、表示モードを終了したのち yes(または y)を入力します。

    Light Agent for Linux の初期設定を続行するには、使用許諾契約書とプライバシーポリシーの条件に同意する必要があります。

  3. Kaspersky Security Center に送信される Light Agent for Linux イベントの言語を ID で指定します(ruenfrdejaなど)。

    初期設定スクリプトの既定では、言語 ID が en に設定されます。Enter を押すと、イベントに英語が使用されます。または別の言語 ID を指定します。

  4. 初期設定スクリプトは、オペレーティングシステムで Fanotify API 技術がサポートされているかチェックします。
    • オペレーティングシステムで Fanotify API 技術がサポートされている場合、初期設定スクリプトはステップ 5 に進みます。
    • オペレーティングシステムで Fanotify API 技術がサポートされていない場合、仮想マシンで Linux オペレーティングシステムカーネルモジュールのコンパイルを開始するため、オペレーティングシステムカーネルのソースコードのパスを確認するか、別のオペレーティングシステムカーネルのソースコードのパスを指定する必要があります。

      初期設定スクリプトが既定のフォルダーでオペレーティングシステムカーネルのソースコードを検出した場合、そのフォルダーのパスが画面に表示されます。オペレーティングシステムカーネルのソースコードのパスを確認するには、Enter を押します。初期設定スクリプトが、仮想マシンの Linux オペレーティングシステムカーネルモジュールのコンパイルを開始します。

      カーネルモジュールのコンパイルが実行されない場合、リアルタイム保護タスクが、保護された仮想マシンのファイルシステムオブジェクトに対して実行されません。

  5. 初期設定スクリプトが Light Agent for Linux を設定します。設定中にエラーが発生した場合、その情報が画面に表示されます。
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