サイレントモードでの Light Agent for Linux のインストール

サイレントモードでコマンドラインから Light Agent for Linux をインストールするには:

  1. Linux オペレーティングシステムで動作する仮想マシンで、以下のパラメータを含む初期設定構成ファイルを作成します:
    • ACCEPT_EULA_AND_PRIVACYPOLICY – 使用許諾契約書とプライバシーポリシーの条件に同意するかどうか。可能な値:yesno
    • CONNECTOR_LOCALE - Light Agent for Linux のローカライズ言語の ID。可能な値:ruenfrdeja など。
    • DEFAULT_KERNEL_SOURCES - 既定のフォルダーで検出されたオペレーティングシステムカーネルのソースコードのパスを使用するかどうか。可能な値:yesno
    • KLNAGENT_SERVER – Kaspersky Security Center 管理サーバーがインストールされているコンピューターの IPv4 形式による IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)。
    • KLNAGENT_PORT – ネットワークエージェントを管理サーバーに接続するために使用するポート番号。Kaspersky Security Center の管理サーバーは、既定でポート 14000 を使用します。
    • KLNAGENT_SSLPORT – SSL 証明書を使用してネットワークエージェントを管理サーバーに接続するために使用するポート番号。管理サーバーは、既定でポート 13000 を使用します。
    • KLNAGENT_USESSL – 管理サーバーへの接続で SSL 接続を使用するかどうか。可能な値:1(SSL 接続を使用する)または 0(SSL 接続を使用しない)。
    • KLNAGENT_GW_MODE – 接続ゲートウェイを経由して管理サーバーに接続するかどうか。可能な値:1 または 0

      パラメータの値は、<パラメータ名>=<値> の形式で入力する必要があります。パラメータ名と値のあいだの空白文字は無視されます。

  2. 次のいずれかの手順を実行します:
    • 次のコマンドを実行してインストールスクリプトを開始します:

      # sh lightagent-5.0.X-X-bundle.sh --auto-install=<設定ファイルのパス>

      説明:

      • 5.0.X-X は製品のバージョン番号です。
      • <設定ファイルのパス> は、ステップ 1 で作成した初期設定構成ファイルのフルパスです。インストールスクリプトにより、このファイルで指定された設定が、Light Agent for Linux の初期設定時に使用されます。
    • KLAUTOANSWERS 環境変数を宣言し、次のコマンドを実行してインストールスクリプトを開始します:

      # export KLAUTOANSWERS=<設定ファイルのパス>

      # sh lightagent-5.0.X-X-bundle.sh

      説明:

      • 5.0.X-X は製品のバージョン番号です。
      • <設定ファイルのパス> は、ステップ 1 で作成した初期設定構成ファイルのフルパスです。インストールスクリプトにより、このファイルで指定された設定が、Light Agent for Linux の初期設定時に使用されます。

    コマンドラインパラメータ --auto-install は、環境変数より優先されます。

    それにより、インストールスクリプトが次の手順を実行します:

    1. ネットワークエージェントをインストールし初期設定します。
    2. Light Agent for Linux をインストールし初期設定します。

    必要なバージョンのネットワークエージェントがすでにインストールされている場合、ステップ 1 はスキップされます。

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