ライセンス使用レポートの表示
ライセンス使用レポートを表示するには:
- Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
- [管理サーバー]フォルダーで[レポート]タブを開き、[ライセンス使用レポート]テンプレートを選択します。
[ライセンス使用レポート]テンプレートから生成されたレポートが作業領域に表示されます。
ウィンドウ上部のチャートに、各ライセンスについて次のライセンス使用状況の詳細が表示されます:
- ライセンスがすでに使用されているライセンス単位数
- ライセンス制限に従ってライセンスを使用できるライセンス単位数
- ライセンス制限を超過しているライセンスのライセンス単位数
ライセンス使用レポートは 2 つの表で構成されています:
- 概要の表には、使用中のライセンスについての情報が表示されます
- 詳細情報の表には、ライセンスが追加された SVM についての情報またはライセンスを使用している保護された仮想マシンについての情報が表示されます
それぞれの表に示されるフィールドの内容を設定できます。レポートの表でフィールドを追加または削除する方法については、Kaspersky Security Center のガイドを参照してください。
概要の表には、使用中のライセンスについての情報が表示されます:
- 識別 ID - 一意の英数字文字列。
- 現在のライセンスとして使用されているライセンスの合計数 - 現在のライセンスの種別により異なります:
- サーバー向けライセンスまたはデスクトップ向けライセンスの場合 - ライセンスが現在のライセンスとして使用されている保護された仮想マシンの数。
- プロセッサのコア数に制限のあるライセンスの場合 - SVM が導入されているすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサコアの最大数。
- プロセッサの数に制限のあるライセンスの場合 - SVM が導入されているすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサの数。
- 予備のライセンスとして使用 - ライセンスが予備のライセンスとして追加されている SVM の数。
- 制限 - ライセンス種別により異なります:
- サーバー向けライセンスの場合 - 保護できるサーバーオペレーティングシステム搭載の仮想マシンの最大数。
- デスクトップ向けライセンスの場合 - 保護できるデスクトップオペレーティングシステム搭載の仮想マシンの最大数。
- プロセッサのコア数に制限のあるライセンスの場合 - 保護できる仮想マシンのすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサコアの最大数。
- プロセッサ数に制限のあるライセンスの場合 - 保護できる仮想マシンのすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサの最大数。
- 最も早いライセンスの有効期限は、このライセンスを追加することでアクティベートされる製品の使用権が切れる日付です。無制限の定額制サービスで本製品を使用している場合、このフィールドの値は「無制限」です。
- ライセンスの有効期限 - ライセンスの有効期限の日付。このライセンスの追加による製品のアクティベーションと使用が可能な期間は、この有効期限日までになります。
- 予備のプロパティ - 予備のライセンスのプロパティ。
- ワークステーションで現在のライセンスとして使用 - ライセンスが現在のライセンスとして使用されている、保護されたデスクトップ向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンの数。既定では、このフィールドは表示されません。必要に応じて追加できます。レポートの表でフィールドを追加または削除する方法については、Kaspersky Security Center のガイドを参照してください。
- サーバーで現在のライセンスとして使用 - ライセンスが現在のライセンスとして使用されている、保護されたサーバー向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンの数。既定では、このフィールドは表示されません。必要に応じて追加できます。レポートの表でフィールドを追加または削除する方法については、Kaspersky Security Center のガイドを参照してください。
- サービス情報 - ライセンス情報ファイルとライセンスに関係するサービス情報。
下の行には次の情報が集計されて表示されます:
- 使用中 - 使用しているライセンスの総数。
- 90% を超えるライセンスを使用中 - ライセンス制限のもとで使用可能な時間の 90% 以上使用されているライセンスの総数。ライセンスの種別に応じて、制限が指定するのは、保護しながら同時に実行できるサーバー向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンまたはデスクトップ向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンの最大数、あるいは SVM が導入されたすべてのハイパーバイザーの物理プロセッサコアの最大数です。たとえば、制限が仮想マシン 100 台に設定されているとします。ライセンスは、2 台の SVM で使用されており、最初の SVM は 42 台の仮想マシンを保護し、2 番目の SVM は 53 台の仮想マシンを保護しています。したがって、このライセンスは 95% が使用済みで、このフィールドに指定されたライセンス数を超えていません。
- 上限を超過しているライセンス数 - 保護をしながら同時に実行できるサーバー向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンまたはデスクトップ向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンの総数、あるいはすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサ数または物理プロセッサコアの数(ライセンス情報の種別により異なる)に適用される制限を超過したライセンスの総数。
サーバー向けライセンスとデスクトップ向けライセンスの両方が SVM に追加されている場合、概要の表には、これらのライセンスの詳細と、サーバー向けライセンスとデスクトップ向けライセンスの組み合わせに関する次の情報が表示されます:
- ライセンス、現在のライセンス、予備のライセンス - サーバー向けライセンスとデスクトップ向けライセンスの一意の組み合わせ。サーバー向けライセンスとデスクトップ向けライセンスの組み合わせを使用して、それらのライセンスが追加された SVM に関する情報を検索できます(詳細は Kaspersky Security Center のガイドを参照)。
- ライセンスの有効期限 - サーバー向けライセンスで製品を使用できる期間の最終日とデスクトップ向けライセンスで製品を使用できる期間の最終日のうち、遅いほうの日付。
- 有効期限 - サーバー向けライセンスの有効期限とデスクトップ向けライセンスの有効期限のうち、遅いほうの有効期限日。
- 制限 - 製品による保護の対象として同時に実行できるデスクトップ向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンの最大数とサーバー向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンの最大数の合計。
詳細情報の表には、ライセンスの種別に応じて、ライセンスが追加された SVM についての情報(プロセッサ数またはプロセッサコア数に制限のあるライセンスの場合)またはライセンスを使用している保護された仮想マシンについての情報(サーバー向けまたはデスクトップ向けライセンスの場合)が表示されます:
- 仮想サーバー - SVM または保護された仮想マシンを管理する仮想管理サーバーの名前。
- グループ - SVM または保護された仮想マシンが属する管理グループ。
- デバイス - SVM または保護された仮想マシンの名前。
- 製品 - SVM または保護された仮想マシンにインストールされた Kaspersky Security 製品コンポーネントの名前。
- バージョン番号 - 製品のバージョン番号。
- 現在のライセンス - 現在のライセンスとして追加されたライセンス。
- 予備のライセンス - 予備のライセンスとして追加されたライセンス。
- ライセンスの有効期限 - このライセンスで製品を使用できる有効期限。無制限の定額制サービスで本製品を使用している場合、このフィールドの値は「無制限」です。
- IP アドレス - ライセンスが追加されている SVM または保護された仮想マシンの IP アドレス。
- 可視 - 前回、SVM または保護された仮想マシンが企業 LAN で認識された日時。
- 前回の接続日時 - Kaspersky Security Center の管理サーバーに SVM または保護された仮想マシンが前回接続した日時。
- NetBIOS 名 - SVM または保護された仮想マシンの名前。
- Windows ドメイン - SVM または保護された仮想マシンが属するドメイン。
- DNS 名 - SVM または保護された仮想マシンの DNS 名前。
- DNS ドメイン - SVM または保護された仮想マシンが属する DNS ドメイン(SVM または保護された仮想マシンの名前に DNS ドメインの名前が含まれる場合のみ指定)。
- 定額制サービス待機中 – 定額制サービスが待機中かどうかに関する情報。
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