様々な種別のライセンスを追加したときの特殊事項

ライセンスを追加するとき、以下を考慮する必要があります。

• 保護された仮想マシンの数に基づくライセンスモデルを使用している場合、製品のアクティベーションに使用するライセンス種別が仮想マシンのゲストオペレーティングシステム種別に対応している必要があります：
  • サーバー向けオペレーティングシステムを搭載した仮想マシンを保護するには、SVM にサーバー向けライセンスを追加します。
  • デスクトップ向けオペレーティングシステムを搭載した仮想マシンを保護するには、SVM にデスクトップ向けライセンスを追加します。
  • サーバー向けオペレーティングシステムとデスクトップ向けオペレーティングシステムを持つ仮想マシンを保護するには、サーバー向けライセンス情報ファイルとデスクトップ向けライセンスの 2 つのライセンスを SVM に追加する必要があります。

  プロセッサのコア数に基づくライセンススキーム、またはプロセッサの数に基づくライセンススキームを使用している場合、仮想マシンにインストールされているオペレーティングシステムに関係なく、ライセンスが 1 つ必要です（プロセッサのコア数に制限のあるライセンス、またはプロセッサの数に制限のあるライセンス）。

  Linux ゲストオペレーティングシステムのある仮想マシンを保護するには、サーバー向けライセンス情報ファイル、プロセッサのコア数に制限のあるライセンス、およびプロセッサの数に制限のあるライセンスのみを使用することができます。

• SVM で異なるライセンスに対応するライセンスの同時使用はサポートされていません。アクティベーション後に別のライセンスに対応するライセンスを追加した場合、以前追加されたライセンスは SVM から削除されます。たとえば、プロセッサのコア数に制限のあるライセンスを追加するときに、デスクトップ向けまたはサーバー向けライセンスが以前 SVM に追加されていた場合、タスク実行時に、現在および予備（ある場合）のデスクトップ向け / サーバー向けライセンスは削除されます。これらは、現在のライセンスとして追加された、カーネル制限のあるライセンスに置き換えられます。

  SVM では、デスクトップ向けおよびサーバー向けライセンス（仮想マシンの数に基づいたライセンス）など、同じライセンスに対応するライセンスのみが同時に使用できます。

  1 つの SVM から削除されたライセンスは、ライセンスにバインドされる有効期限が切れていない場合に、別の SVM に追加することができます。

• SVM で製品版ライセンスと定額制サービスのライセンスの同時使用はサポートされていません。

  たとえば、定額制ライセンスが追加されていた SVM に製品版ライセンスを追加する場合、定額制ライセンスは SVM から削除されます。製品版ライセンスが代わりに追加されます。

• SVM でのさまざまな種別のライセンス（標準ライセンス / 拡張ライセンス）に一致するライセンスを同時に使用することはサポートされていません。

  たとえば、拡張ライセンスに対応するライセンスを追加しているが、以前製品が標準ライセンスで使用していた場合、標準ライセンスに対応するすべての現在のライセンスおよび予備のライセンス（使用可能な場合）は SVM から削除されます。代わりに、拡張ライセンスが追加されます。

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