仮想インフラストラクチャで Kaspersky Security を実行するには、次のいずれかのハイパーバイザーがインストールされている必要があります(仮想化プラットフォーム別に記載):
本製品は、Windows フェールオーバークラスタリングサービスによって管理されているハイパーバイザークラスターの一部である Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーにインストールし、実行できます。クラスターノードでクラスター共有ボリューム技術を有効にする必要があります。
VMware ESXi ハイパーバイザーでの SVM(セキュア仮想マシン)の導入と動作をサポートするには、適用可能なすべてのアップデートを適用した VMware vCenter Server® 7.0、6.7 または 6.5 が、仮想インフラストラクチャ管理サーバーとして仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。スタンドアロンの VMware vCenter Server によって管理されているインフラストラクチャとリンクモードの VMware vCenter Server のグループによって管理されているインフラストラクチャの両方で、本製品のインストールと動作がサポートされています。
VMware インフラストラクチャの保護中に、Kaspersky Security は次の VMware NSX Manager™ のうち 1 つを使用可能です:
VMware NSX Manager を使用している場合、Kaspersky Security は、保護対象仮想マシンに セキュリティタグを割り当てることができます。
同一の VMware vCenter Server での VMware NSX-V Manager と VMware NSX-T Manager の同時使用はサポートされていません。
CentOS オペレーティングシステムで動作する KVM ハイパーバイザーに SVM を導入するには、ハイパーバイザーのオペレーティングシステムで、/etc/sudoers 設定ファイルの「Defaults requiretty」行を削除またはコメントアウトする必要があります。
KVM ベースの Proxmox VE のみがサポートされます。LXC(Linux Containers)を使用している Proxmox VE ハイパーバイザーでの本製品の動作はサポートされません。
R-Virtualization ハイパーバイザーでの SVM(セキュア仮想マシン)の導入と動作をサポートするには、Skala-R Management 1.50 が仮想インフラストラクチャ管理サーバーとして仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
HUAWEI FusionCompute CNA ハイパーバイザーでの SVM(セキュア仮想マシン)の導入と動作をサポートするには、HUAWEI FusionCompute VRM 6.5.1 が仮想インフラストラクチャ管理サーバーとして仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
Nutanix AHV ハイパーバイザーでの SVM(セキュア仮想マシン)の導入と動作をサポートするには、Nutanix Prism 5.10 以降が仮想インフラストラクチャ管理サーバーとして仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
Nutanix Acropolis プラットフォームでの仮想インフラストラクチャの保護は、Kaspersky Security の次のアップデートでのみサポートされています:5.11、5.12、5.13。
Enterprise Cloud Platform VeiL での仮想インフラストラクチャにおいて、本製品のインストールや操作には制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
SharxBase 仮想インフラストラクチャにおいて、本製品のインストールおよび操作には制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
Microsoft Windows Server Hyper-V ハイパーバイザーと VMware ESXi ハイパーバイザー上に SVM を導入する場合、次のいずれかのバージョンの Microsoft System Center Virtual Machine Manager(Microsoft SCVMM)仮想インフラストラクチャ管理サーバーを使用できます: