Light Agent for Windows のアップグレード

保護対象仮想マシンに新しいバージョンの Light Agent for Windows をインストールすると、Light Agent for Windows がアップグレードされます。仮想マシンでローカルインストールするか、Kaspersky Security Center または Active Directory グループポリシーを使用してリモートよりインストールします。

Citrix App Layering(旧 UniDesk)仮想化ソリューションがインフラストラクチャにインストールされており、Full User Layer を使用して一時仮想マシンの状態を保存する場合、仮想マシンテンプレートで Light Agent for Windows をアップデートする前に、次の操作を実行します:

  1. User Layer Repair ユーティリティを使用し、ユーザーレイヤーのレジストリキー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\KasperskyLab\ を削除します。詳細は、Citrix App Layering のドキュメントを参照してください。
  2. ユーザーレイヤーに、フォルダー %programdata%\KasperskyLab、%programdata%\Kaspersky Lab、%programfiles(x86)%\Kaspersky Lab がないことを確認します。これらのフォルダーは、本製品のインストール準備中に作成されます。ユーザーレイヤーに上記のフォルダーがある場合、削除します。

アップグレードされた Light Agent for Windows は、旧バージョンの Light Agent for Windows で設定された製品設定を使用します。前のバージョンの製品で存在しなかった設定は、既定値が使われます。

Kaspersky Security for Virtualization 5.1 Light Agent および Kaspersky Security for Virtualization 5.0 Light Agent は、SVM の情報を Light Agent に転送する際にマルチキャストを使用しません。SVM は自分自身に関する情報を Integration Server に渡します。Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Light Agent のポリシーの設定で SVM の検出にマルチキャストを使用するよう設定されている場合、製品のアップグレード後に、Light Agent による SVM の検出を Light Agent for Windows ポリシーまたは Light Agent のローカルインターフェイスで設定する必要があります。

Kaspersky Security for Virtualization 4.0 Light Agent からのアップグレード完了後、アプリケーション起動コントロールは既定の設定で動作します。これは、新しいバージョンの製品ではアプリケーション起動コントロールの機能が変更されたためです。Light Agent for Windows ポリシーでアプリケーション起動コントロールを編集してください。このコンポーネントの設定は、Light Agent のローカルインターフェイスでは変更できません。

Light Agent for Windows のアップグレード後も、ファイルの駆除中、削除中に作成されたすべてのバックアップコピーは保護対象仮想マシンに保存されています。本製品のローカルインターフェイスからバックアップファイルを管理できます。

仮想マシンで起動された後、アップデートされた Light Agent は、新しいバージョンの Protection Server を搭載した SVM に接続します。

Light Agent for Windows アップグレード後の製品の動作でエラーが発生した場合、旧バージョンの Light Agent for Windows に戻すことができます。そのためには、仮想マシンで新しいバージョンの Light Agent for Windows をアンインストールし、旧バージョンの Light Agent for Windows をインストールします。

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