SVM 管理ウィザードのログについて
SVM の導入中または SVM の再設定中、SVM 管理ウィザードはウィザードの各ステップでユーザーが指定したすべての情報をウィザードのログに記録します。
SVM の導入または再設定がエラーで終了した場合、テクニカルサポートに問い合わせる際にウィザードログを使用できます。ウィザードログに記録された情報が、自動的にカスペルスキーに送信されることはありません。
ウィザードのログは、ウィザードが起動されたコンピューター内のフォルダー %LOCALAPPDATA%\Kaspersky_Lab\SvmDeploymentWizard\<製品のバージョン番号>\ の「KasperskyDeploymentWizard_<ファイルの作成日時>.log」に保存されます。
このファイルに含まれる情報は、ウィザードが起動されるたびに上書きされます。後でウィザードログの情報を使用できるようにするには、永続的な保管領域の場所にログファイルを保存します。
SVM の導入中、次の情報がウィザードログに保存されます:
- 選択した処理(SVM の導入)。
- ハイパーバイザーまたは仮想インフラストラクチャ管理サーバーの種別。
- ハイパーバイザーまたは仮想インフラストラクチャ管理サーバーのアドレス。
- ハイパーバイザーまたは仮想インフラストラクチャ管理サーバーのバージョン。
- ハイパーバイザーの名前とハイパーバイザーにインストールされているオペレーティングシステムのバージョン、ハイパーバイザー上の仮想マシンの数。
- SVM 管理ウィザードとハイパーバイザーまたは仮想インフラストラクチャ管理サーバーの接続時に使用したアカウントの名前。
- Integration Server とハイパーバイザーまたは仮想インフラストラクチャ管理サーバーの接続時に使用したアカウントの名前。
- SVM イメージのバージョン。
- 以前に導入された SVM のバージョン。
- SVM イメージの発行元のステータス。
- SVM イメージファイルのパスと SVM イメージに関する情報(製造元、説明、仮想ディスクのサイズ)。
- SVM イメージの検証ステータス。
- 1 つの VMware vCenter Server により管理されているすべての VMware ESXi ハイパーバイザーのリスト、その状態、保護ステータス、VMware vCenter Server に接続するために使用されるアカウントの権限(VMware ESXi ハイパーバイザーで導入する場合のみ)。
- SVM の導入のために選択された VMware ESXi ハイパーバイザーのリストとバージョン(VMware ESXi ハイパーバイザーで導入する場合のみ)。
- 複数のハイパーバイザーでの SVM のパラレルデプロイメントが許可されているかどうか、およびパラレルセッションの数(VMware ESXi ハイパーバイザーでインストールする場合のみ)。
- 選択されたハイパーバイザーそれぞれの SVM 設定(名前、保管領域、ネットワーク名)。
- VLAN ID(Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーで導入する場合のみ)。
- ディスクプロビジョニング種別。
- SVM が Kaspersky Security Center 管理サーバーに接続するための設定(IP アドレス、ポート、SSL ポート)。
- SSH を使用してルートアカウントで SVM にアクセスできるかどうか。
- Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーでの Integration Server の認証種別:ローカルまたはドメイン。
- SVM ネットワーク設定:IP アドレス、デフォルトゲートウェイの IP アドレス、メインおよび代替 DNS サーバーの IP アドレス、サブネットマスク。
SVM の再設定中、次の情報がウィザードログに保存されます:
- 選択した処理(SVM の再設定)
- SVM を再設定するハイパーバイザーの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)
- 再設定する SVM の IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名
- 再設定により次の事項が変更されるかどうかに関する情報:
- SVM に接続するためのアカウントの設定(設定パスワード、ルートアカウントパスワード、SSH を使ったルートアカウントによる SVM への接続の可否)
- SVM により使用された仮想ネットワークのリスト
- SVM ネットワーク設定:IP アドレス、デフォルトゲートウェイの IP アドレス、メインおよび代替 DNS サーバーの IP アドレス、サブネットマスク
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