システム変更監視

このセクションで説明する Kaspersky Security の機能は、Enterprise ライセンスで本製品を使用しており、Windows サーバー向けオペレーティングシステムおよび NTFS または FAT32 ファイルシステムで動作する仮想マシンに本製品をインストールしている場合にのみ使用できます。

システム変更監視は、保護対象仮想マシンにインストールされた Windows オペレーティングシステム上の変更を監視できます。次のオブジェクトを監視できます:

システム変更監視はリアルタイムで動作します。また、スケジュールによって定期的に、または手動でシステム変更チェックを実行できます。

リアルタイムでの動作中、システム変更監視により、システム変更監視の範囲に含まれる監視対象のオブジェクトの変更を監視できます。

定期的または手動でのシステム変更チェックは、システム変更チェックタスクを使用して行われます。システム変更チェックは、システム変更チェック範囲に含まれるオブジェクトの現在の状態と、システムのベースラインに前もって記録されたオブジェクトの状態とを比較することにより実行されます。

システム変更チェックは次のいずれかのモードで実行できます:

レジストリ変更と外部デバイスの接続は、定義されたシステム変更チェック範囲に従って、どのモードでも監視されます。

システム状態スナップショット(ベースライン)は、ベースラインのアップデートタスクの実行結果として、仮想マシンで取得されます。ベースラインが作成またはアップデートされる時に、システム変更チェック範囲に含まれるオブジェクトの状態が記録されます。

次のいずれかのモードでベースラインをアップデートできます:

システム変更監視の設定は、Light Agent for Windows ポリシーまたは Light Agent for Windows のローカルインターフェイスで定義されます。リアルタイムでのシステム変更監視を有効または無効にすること、および次の設定が行えます:

Kaspersky Security Center と Light Agent for Windows のローカルインターフェイスに、システム変更監視の動作結果に関する情報を表示できます。

このヘルプセクションの内容

リアルタイムでのシステム変更監視の有効化と無効化

システム変更監視の範囲とシステム変更チェックの範囲の設定

ベースラインの作成とアップデート

定期的または手動でのシステム整合性のチェック

仮想マシンでのシステム整合性に関する情報の表示

システム変更ステータスのリセット

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