Kaspersky Security をマルチテナンシーモードで使用する場合、サイバーセキュリティサービスプロバイダー(以降、「サービスプロバイダー」とも表記)にインストールされた 1 つの Kaspersky Security インスタンスで、テナント組織の分離された仮想インフラストラクチャ、または 1 つのテナント組織(以下、「テナント」ともいいます)の分離されたユニットを保護することができます。
マルチテナンシーモードでの Kaspersky Security の導入と使用手順は、Integration Server REST API のツールを使用して自動化されています。
次の Kaspersky Security マルチテナンシー使用シナリオがサポートされています:
Integration Server REST API を使用しない方法でテナントの保護インフラストラクチャを導入済みである場合、既存のテナントとその仮想マシンを登録してテナントの保護レポートを受信できます。
Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Light Agent は、Linux ゲストオペレーティングシステムを実行している仮想マシンを保護します。Windows ゲストオペレーティングシステムを実行している仮想マシンを保護するには、Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent に含まれる Light Agent for Windows コンポーネントを使用します。Kaspersky Security for Virtualization 6.0 Light Agent を使用すると、仮想インフラストラクチャに Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent がインストールされているテナントの保護を引き続き管理できます。