REST API メソッドの呼び出し時に指定するテナントタイプに応じて、次の動作が実行されます:
メソッド:
POST /api/2.0/virtualization/tenants
リクエスト本文に次のパラメータを指定する必要があります:
<tenant>
<name>{名前
}</name>
<description>{説明
}</description>
<userData><![CDATA[{詳細情報
}]]></userData>
<preferredViisAddress>{IP アドレス
}</preferredViisAddress>
<type>{テナントタイプ
}</type>
<!-- vKsc セクションのデータは、複合的なテナントタイプのみ指定可能です -->
</vKsc>
<user>
<name>{管理者名
}</name>
<password>{管理者パスワード
}</password>
</user>
</vKsc>
</tenant>
各パラメータの説明:
{
日時
}
– テナント名(必須パラメータ)。{
説明
}
– テナントの説明(任意のパラメータ)。{
追加情報
}
– 追加のテナント情報(オプションのパラメータ)。{
IP アドレス
}
– テナントの仮想マシンにインストールされた Light Agent が接続する Integration Server の IP アドレス(オプションのパラメータ)。指定したアドレスが既定値として、Light Agent ポリシーの作成時に使用されます。パラメータが指定されていない場合、ポリシーは Integration Server の IP アドレスを REST API へのリクエストから使用します。{
テナントタイプ
}
– テナントタイプ:複合的
または単一的
なテナントタイプ(オプションパラメータ)。{
管理者名
}
– テナントの仮想管理サーバーへの接続に使用される管理者アカウントの名前(複合的なテナントタイプの作成時に必要)。アカウントは処理中に自動的に作成されます。{
管理者パスワード
}
– 管理者アカウントの Base64 エンコードされたパスワード(複合的なテナントを作成する場合に必要)。このリクエストは非同期で実行され、REST API は CreateTenant タスクの識別子を返します。このタスクを使用して、テナントの作成処理の進捗を監視できます。タスクの実行が完了すると、[結果]フィールドに作成されたテナントの識別子を含むテナントの情報、またはエラーメッセージが表示されます。処理のどこかのステップでエラーが発生すると、変更がすべて元に戻されます。
リターンコード:
202 (Accepted)
– リクエストの実行が受諾されました。レスポンスは、CreateTenant タスクの識別子を返します。400 (Bad request) VIRMT_MandatoryParameterIsNotSpecified
– 必須パラメータの 1 つ(テナント名など)がリクエスト本文に指定されていません。400 (Bad request) VIRMT_InvalidTenantType
– 無効なテナントタイプがリクエスト本文に指定されており、指定されたテナントタイプが存在しません。400 (Bad request) VIRMT_VKscCredentialsNotSpecified
– 仮想 Kaspersky Security Center 管理サーバーの管理者アカウント名またはパスワードが指定されていません(複合的なテナントタイプの作成時)。400 (Bad request) VIRMT_InvalidViisAddressFormat
– Integration Server の IP アドレスの形式が無効です。403 (Forbidden)
– リソースへのアクセスが拒否されました。タスクで発生する可能性があるエラーコード:
KSC_ServiceNotConfigured
– Kaspersky Security Center 接続設定が指定されていません。VIRMT_TenantGroupAlreadyExists
– 指定したテナント名に対応する名前のフォルダーが Kaspersky Security Center に既に存在します。VIRMT_TenantWithSpecifiedNameAlreadyExists
– Integration Server の定義データベース内に、指定した名前のテナントが見つかりません。VIRMT_PasswordNotComplyPolicy
– Kaspersky Security Center 仮想管理サーバーの管理者アカウントを作成できませんでした:指定したパスワードが Kaspersky Security Center のパスワード要件を満たしていません。VIRMT_UserWithSpecifiedNameAlreadyExists
– Kaspersky Security Center 仮想管理サーバーの管理者アカウントを作成できませんでした:指定した名前のユーザーが既に Kaspersky Security Center に存在します。