レポートデータの転送機能の有効化

既定では、レポートデータの転送機能は Integration Server で無効にされています。テナントの保護レポートを受信する場合は、レポートデータの転送機能を Integration Server の設定情報ファイル(%ProgramFiles(x86)%\Kaspersky Lab\Kaspersky VIISLA\appsettings.json)で有効にします。

レポートデータの受信機能を有効にするには:

  1. 設定情報ファイル appsettings.json を編集するために開きます。
  2. マルチテナンシーセクションで、EnableProtectionReports パラメータを true に設定し、ファイルを保存します。
  3. Integration Server を再起動します。

Integration Server Light Agent と SVM が接続されている間に、各 SVM からのデータを Integration Server が受信するようになります。

レポートデータの受信機能が有効で SVM が Integration Server と接続されていない場合、データパケットが送信キューに入れられます。キュー内のパケットが最大数に達すると、古いデータパケットが削除されます。データ送信のパラメータは、SVM の設定情報ファイル /etc/opt/kaspersky/agents_monitor/agents_monitor.conf で設定されています。送信するパケットのキューの最大サイズは、max_queue_size パラメータで指定できます。

データは Integration Server データベースに保存されます。既定では、レポートの保存期間は 460 日です。この値は、Integration Server の appsettings.json 設定情報ファイルの Multitenancy セクションにある ProtectionPeriodsRecordsLifetimeDays パラメータを使用して指定できます。

Integration Server の定義データベースのサイズは、保護対象のテナント仮想マシンの数に比例して大きくなります。

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