アプリケーションコンソールを、ネットワーク上の、保護対象デバイス以外のデバイスにインストールした場合、次の操作を実行してリモートで Kaspersky Security for Windows Server を管理できるようにします:
リモートデバイス上のアプリケーションコンソールは、DCOM プロトコルを使用して、Kaspersky Security for Windows Server イベントに関する情報(スキャンされたオブジェクトや完了したタスクなど)を保護対象デバイスの Kaspersky Security 管理サービスから受信します。アプリケーションコンソールと Kaspersky Security 管理サービス間の接続を確立するために、Windows ファイアウォールの設定でアプリケーションコンソールに対してネットワーク接続を許可する必要があります。
アプリケーションコンソールがインストールされているリモートデバイス上で、次を実行します:
アプリケーションコンソールがインストールされているデバイスでは、保護対象デバイスへのアクセスと応答の受信に、TCP ポート 135 が使用されます。
単一のプロトコルが固定ポートを持つ従来の TCP/IP や UDP/IP とは異なり、DCOM はリモートの COM オブジェクトのポートを動的に割り当てます。ファイアウォールが、アプリケーションコンソールがインストールされているクライアントと DCOM エンドポイント(保護対象デバイス)の間に存在する場合、広範囲のポートを開く必要があります。
その他のソフトウェアまたはハードウェアのファイアウォールを設定する時にも、同じ手順を適用してください。
保護対象デバイスとアプリケーションコンソールがインストールされているデバイス間の接続を設定中にアプリケーションコンソールが開かれた場合:
新しい接続設定が適用されます。