アップデートタスクのアップデート元の選択は、組織での定義データベースとプログラムモジュールのアップデートに使用されるスキームに応じて異なります。
Kaspersky Security for Windows Server の定義データベースとモジュールは、次のスキームを使用して保護対象デバイスでアップデートできます:
以下のソフトウェアがインストールされているデバイスは、仲介デバイスとして使用できます:
仲介デバイスを使用したアップデートは、インターネットのトラフィックを軽減するだけでなく、保護対象デバイスのネットワークセキュリティもう向上します。
リストされたアップデートスキームの説明を以下に記載します。
スキーム 1:定義データベースとモジュールをインターネットから直接アップデートする
インターネットから直接 Kaspersky Security for Windows Server のアップデートを設定するには:
各保護対象デバイスの定義データベースおよびソフトウェアモジュールのアップデートタスクの設定で、カスペルスキーのアップデートサーバーをアップデート元として指定します。
アップデートフォルダーが置かれているその他の HTTP サーバーや FTP サーバーをアップデート元として設定できます。
図 1:定義データベースとモジュールをインターネットから直接アップデートする
スキーム 2:定義データベースとモジュールを保護対象デバイスの 1 つを経由してアップデートする
保護対象デバイスの 1 つを経由して Kaspersky Security for Windows Server のアップデートを設定するには:
保護対象デバイスの 1 つを経由してアップデートが取得されます。
図 2:定義データベースとモジュールを保護対象デバイスの 1 つを経由してアップデートする
スキーム 3:定義データベースとモジュールを Kaspersky Security Center 管理サーバーを経由してアップデートする
Kaspersky Security Center を使用してアンチウイルスによるデバイスの保護を一元的に管理している場合、ローカルエリアネットワークにインストールされている Kaspersky Security Center 管理サーバー経由でアップデートをダウンロードできます(次の図を参照)。
図 3:定義データベースとモジュールを Kaspersky Security Center 管理サーバーを経由してアップデートする
Kaspersky Security Center 管理サーバーを経由して Kaspersky Security for Windows Server のアップデートを設定するには:
管理サーバーでは、アップデートを受信するたびにタスクが開始されます(推奨の方法です)。
[管理サーバーがアップデートを取得した後]の開始頻度をアプリケーションコンソールで指定することはできません。
Kaspersky Security for Windows Server 定義データベースをまれにしかアップデートしない場合(1か月に 1 回から 1 年に 1 回)、脅威を検知する可能性が低くなり、アプリケーションコンポーネントによる誤検知が発生する頻度が高くなります。
Kaspersky Security Center の管理サーバーを経由して、アップデートが取得されます。
Kaspersky Security Center 管理サーバーをアップデート配信に使用する予定の場合は、Kaspersky Security Center の配布キットに含まれるアプリケーションコンポーネントであるネットワークエージェントを各保護対象デバイスにインストールします。これにより、管理サーバーと Kaspersky Security for Windows Server が保護対象デバイス上でやり取りできます。ネットワークエージェントに関する詳細と Kaspersky Security Center を使用したネットワークエージェントの設定の詳細については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
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