RPC ネットワークストレージの保護タスクを実行するユーザーアカウントの選択

RPC ネットワークストレージの保護タスクを実行するユーザーアカウントには、Kaspersky Security for Windows Server がインストールされているサーバーでの管理者権限が必要です。また、ネットワーク接続ストレージのバックアップオペレーターグループに含まれている必要があります。

ネットワーク接続ストレージと Kaspersky Security for Windows Server がインストールされているサーバーが同じドメイン内に配置されている場合、ドメインアカウントを使用できます。ネットワーク接続ストレージと Kaspersky Security for Windows Server がインストールされているサーバーが同じワークグループ内に配置されている場合、同じユーザー名と同じパスワードのローカルアカウントを使用できます。

クラスターモードのバージョン 8.2.1 以降の Data ONTAP オペレーティングシステムで運用されるネットワークストレージに対しては、ドメインアカウントのみを使用できます。

Kaspersky Security for Windows Server 側に複数のユーザーアカウントが存在する場合、RPC ネットワークストレージの保護タスクを設定および開始するユーザーが、NetApp で使用するための特権ユーザーリストに追加されていることを確認してください。ユーザーアカウントが必要な権限を持っていない場合、ネットワーク接続ストレージ共有フォルダー上のファイルにアクセスできますが、実行中の保護タスクによるスキャンは実行されません。

RPC ネットワークストレージの保護タスクを開始するユーザーアカウントを指定するには:

  1. アプリケーションコンソールツリーで、[ネットワーク接続ストレージの保護]フォルダーを展開します。
  2. RPC ネットワークストレージの保護]サブフォルダーを選択します。
  3. RPC ネットワークストレージの保護]フォルダーの詳細ペインで、[プロパティ]をクリックします。

    タスクの設定]ウィンドウが表示されます。

  4. ウィンドウが表示されたら、[全般]タブの[ネットワーク接続ストレージシステムの接続設定]セクションで、タスクを開始するユーザーアカウントの名前とアカウントのパスワードを入力し、パスワードを確認入力します。
  5. OK]をクリックします。

ユーザーアカウントの権限でタスクを実行するように変更した設定内容が保存されます。

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