Kaspersky Security for Windows Server インストール後のシステム変更
Kaspersky Security for Windows Server と「管理ツール」のセット(アプリケーションコンソールを含む)が一緒にインストールされると、Windows インストーラーサービスにより、次の変更が保護対象デバイスに加えられます:
保護対象デバイスおよびアプリケーションコンソールがインストールされている保護対象デバイスに Kaspersky Security for Windows Server フォルダーが作成されます。
Kaspersky Security for Windows Server サービスが登録されます。
Kaspersky Security for Windows Server ユーザーグループが作成されます。
Kaspersky Security for Windows Server のキーがシステムレジストリに登録されます。
以下に、これらの変更点を示します。
保護対象デバイス上の Kaspersky Security for Windows Server フォルダー
Kaspersky Security for Windows Server がインストールされる場合、次のフォルダーが保護対象デバイスに作成されます:
Kaspersky Security for Windows Server の実行ファイルが配置される Kaspersky Security for Windows Server の既定のインストールフォルダーは、オペレーティングシステムのビットセットによって異なります。既定のインストールフォルダーはそれぞれ次のようになります:
32 ビット版の Microsoft Windows:%ProgramFiles%\Kaspersky Lab\Kaspersky Security for Windows Server\
64 ビット版の Microsoft Windows:%ProgramFiles(x86)%\Kaspersky Lab\Kaspersky Security for Windows Server\
SNMP プロトコルを使用して Kaspersky Security for Windows Server により公開されるカウンターとフックの説明を含む、管理情報ベース(MIB)ファイル:
%Kaspersky Security for Windows Server%\mibs
64 ビット版の Kaspersky Security for Windows Server の実行ファイル(フォルダーは、64 ビット版の Microsoft Windows に Kaspersky Security for Windows Server がインストールされる時にのみ作成されます):
%Kaspersky Security for Windows Server%\x64
Kaspersky Security for Windows Server サービスファイル:
%ProgramData%\Kaspersky Lab\Kaspersky Security for Windows Server\11\Data\
%ProgramData%\Kaspersky Lab\Kaspersky Security for Windows Server\11\Settings\
%ProgramData%\Kaspersky Lab\Kaspersky Security for Windows Server\11\Dskm\
Windows XP の場合、カスペルスキーフォルダーへのパスは %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\ です。
アップデート元の設定を含むファイル:
%ProgramData%\Kaspersky Lab\Kaspersky Security for Windows Server\11\Update\
%ProgramData%\Kaspersky Lab\Kaspersky Security for Windows Server\11\Update\