時刻同期の設定
時刻を NTP サーバーと同期するよう設定するには:
- chrony パッケージをインストールします。そのためには、使用しているオペレーティングシステムに応じて、以下のいずれかのコマンドを実行します:
- CentOS、Red Hat Enterprise Linux:
yum install -y chrony
- SUSE Linux Enterprise Server:
zypper install chrony
- Ubuntu、Debian:
apt-get install chrony
- chronyd サービスの自動起動を有効にします。そのためには、使用しているオペレーティングシステムに応じて、以下のいずれかのコマンドを実行します:
- Ubuntu、Debian:
systemctl enable chrony
- その他のオペレーティングシステム:
systemctl enable chronyd
- オペレーティングシステムに応じて、次のいずれかのファイルを開きます:
- CentOS、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux Enterprise Server、Debian:
/etc/chrony.conf
- Ubuntu:
/etc/chrony/chrony.conf
- 時刻同期を設定する NTP サーバーの IP アドレスを含む文字列を追加します。例:
server <NTP サーバーの IP アドレス> iburst
- 時刻同期に使用する NTP サーバーの IP アドレスを含む文字列をコメントアウトします(文字列の先頭に # 文字を追加します)。
- 時刻同期に Windows ドメインコントローラーを使用する場合、次の文字列を追加します:
maxdistance 16.0
- /etc/chrony.conf ファイルを保存して閉じます。
- chronyd サービスを再起動します。そのためには、使用しているオペレーティングシステムに応じて、以下のいずれかのコマンドを実行します:
- 時刻同期を検証します。この操作には、次のコマンドを実行します:
chronyc sources -v
表示される IP アドレスが、chrony.conf ファイルで指定した NTP サーバーのアドレスと一致していれば、同期が正しく設定されています。
Squid サービスをホストするサーバーと NTP サーバーとの時刻同期が設定されます。
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