ICAP サーバー接続の設定
分離したプロキシサーバーを使用する場合、Kaspersky Web Traffic Security の ICAP サーバーへの接続を設定する必要があります。
分離したプロキシサーバーを使用している場合、既定では、Kaspersky Web Traffic Security は ICAP トラフィックの暗号化や ICAP クライアントの認証を行いません。本製品の管理者は、トラフィックのトンネリングまたは IP テーブルを使用して、プロキシサーバーと Kaspersky Web Traffic Security との間の安全なネットワーク接続を独自に確保する必要があります。
ICAP サーバー接続を設定するには:
- Web インターフェイスで、[設定]セクションの[ICAP サーバー]サブセクションを選択します。
- [ICAP サーバーアドレス]リストで、次の値のいずれかを選択します:
- 127.0.0.1(IPv4 アドレス) - プロキシサーバーとワーカーサーバーが同じホストにインストールされている場合。Kaspersky Web Traffic Security は、現在のホストからのトラフィックのみを処理します。
- 0.0.0.0(IPv4 アドレス) - 分離したプロキシサーバーを使用する場合。Kaspersky Web Traffic Security は、任意のホストからのトラフィックを処理します。
- ::1(IPv6 アドレス、アドレス 127.0.0.1 に相当) - プロキシサーバーとワーカーサーバーが同じホストにインストールされている場合。Kaspersky Web Traffic Security は、現在のホストからのトラフィックのみを処理します。
- ::(IPv6 アドレス、アドレス 0.0.0.0 に相当) - 分離したプロキシサーバーを使用する場合。Kaspersky Web Traffic Security は、任意のホストからのトラフィックを処理します。
- ICAP サーバー接続ポートを入力します。
- [ICAP プロトコルを使用する通信の最大数]で、ICAP サーバーへの同時接続の制限を設定します。
1000~10,000 の値を指定できます。既定の設定は 5000 です。
- [保存]をクリックします。
ICAP サーバー接続が設定されます。
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