トラフィックフィルターの基準を設定するには:
トラフィック処理ルールテーブルを開きます。
ルールに関する情報が表示されたウィンドウが開きます。
この基準を使用すると、カテゴリに基づいてインターネットリソースへのユーザーアクセスを制御できます。たとえば、[SNS]カテゴリを選択することで、ソーシャルネットワークへのアクセスを禁止できます。
URL の他に、ネットワーク接続のプロトコルやポートをフィルターの基準に追加できます。
たとえば、HTTP プロトコルを使用したすべてのインターネットリソースへのアクセスを禁止できます。
特定のファイル名をフィルターの基準に追加したり、正規表現を使用したりすることもできます。たとえば、*.exe
と入力して、exe の拡張子を持つ実行ファイルのダウンロードを禁止できます。
ウイルスなどのマルウェアは、実行ファイルの名前を txt などの別の拡張子に変更して拡散させることがあります。[ファイル名]の基準を選択して *.exe
を入力した場合、そのようなファイルは処理されません。ただし、形式によるファイルのフィルタリングを選択した場合、拡張子に関係なくファイルの本来の形式を確認します。確認によってファイルが EXE 形式であることが明らかになった場合、ルールに従って処理されます。
この基準を使用すると、組織のネットワークトラフィックの量を制御できます。たとえば、サイズが 700 MB を超えるファイルのダウンロードを禁止できます。
この基準を使用すると、内容に応じてオブジェクトのアクセスを制御できます。たとえば、video/*
と入力すると、ビデオストリームの再生を禁止できます。オブジェクトの MiME タイプの例は、付録をご参照ください。
「multipart/*
」を指定すると、オブジェクトの Content-Type ヘッダーは無視されます。オブジェクトの multipart MIME タイプは、オブジェクトの各パートの Content-Type ヘッダーに応じて、パートごとに処理されます。スキャンの結果、禁止されるパートがオブジェクトにある場合、拒否 の処理がオブジェクト全体に適用されます。
MD5 ハッシュを入力して、オブジェクトへのアクセスを禁止できます。これは、サードパーティのシステムからウイルスやその他のマルウェアに関する情報を取得し、MD5 ハッシュのみが分かっている場合に必要になることがあります。
SHA2 ハッシュを入力して、オブジェクトへのアクセスを禁止できます。これは、サードパーティのシステムからウイルスやその他のマルウェアに関する情報を取得し、SHA2 ハッシュのみが分かっている場合に必要になることがあります。
この基準を使用すると、すべてのインバウンドまたはアウトバウンド接続の処理を設定できます。
トラフィックフィルターの基準が設定されます。
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