本製品をインストールするサーバーには静的な IP アドレスが必要です。この条件を満たしていない場合、クラスターを作成した後でノードの設定を管理したり、コントロールロールのノードと設定を同期したりすることはできません。
本製品の ISO イメージを、オペレーティングシステムがインストールされていない物理サーバーまたは仮想サーバーに導入できます。導入した ISO ファイルには、Kaspersky Web Traffic Security とビルトインのプロキシサーバーをインストール済みのオペレーティングシステムイメージが含まれています。
Kaspersky Web Traffic Security のインストール手順は次の通りです:
作成した仮想マシンにインストール ISO ファイルを接続し、仮想マシンのパワーオン操作を行います。
CentOS Linux 7.7 または Rocky Linux 9.5 に基づく本製品は、セットアップウィザードを使用して設定されます。
ISO イメージから導入する場合、 CentOS Linux 7.7 上の本製品は複数のネットワークアダプターをサポートしません。ユーザーの接続とインターネットアクセスは、すべて 1 つのアダプターで確立する必要があります。
本製品が正常に動作するために必要なオペレーティングシステム上でのポートの事前設定は、ISO イメージでは既に完了しています。使用されるネットワークのリストを表示できます。
インストール後、本製品は設定されたトレースレベルに従って、Kaspersky Web Traffic Security のイベントログ、Syslog イベントログ、トレースファイルにコンポーネントのパフォーマンス情報が記録されます。ユーザーデータの取り扱いについてより詳しくは、「データ提供について」を参照してください。