ダッシュボードでの統計情報の表示

Dashboard]タブを選択すると、Kaspersky CyberTrace Web が開きます。ダッシュボードには、Kaspersky CyberTrace が作成した統計情報が表示されます。ダッシュボードは以下のセクションで構成されます:

Kaspersky CyberTrace サービスが ReplyBack モードで動作している場合、またはログスキャナーをレポートモードで使用している場合(コマンドラインオプションに -r または --report を指定した場合)、Kaspersky CyberTrace は検知イベントの統計情報を保持せず、ダッシュボードに統計情報は表示されません。ReplyBack モードで検知の統計情報を保存するには、X-KF-SaveStatistic フラグを使用します。

デモ用のフィードから製品版フィードに切り替えると、インジケーターがロードされ、統計情報が更新されるまで少し時間がかかります。その間、[Dashboard]には不完全な情報が表示される場合があります。

Kaspersky CyberTrace が作成した統計情報を柔軟な全画面モードで表示できます。この機能を使用すると、以下のすべてのセクション(Supplier intersections テーブルを除く)をスクロールバーのない 1 つのフル HD 画面に収めることができます。

統計期間の指定

Dashboard]タブでいずれかの[Time range] を選択することで、表示する統計情報の期間を指定できます。次のいずれかの期間を選択できます:

カスタム期間を選択すると、[Statistics overview]セクションの図に表示されるデータの時間ステップは、選択された期間内の日数に応じて変化する場合があります:

選択された期間

時間ステップ

1~48時間

時間数

49~720時間

日数

720時間以上

週数

720時間(30日)を超える期間を選択した場合:

データ自動更新の有効化

Auto-update dashboard]スイッチをオンにすることで、データを常に自動更新する機能を有効化できます。有効化すると、[Dashboard]タブのすべてのデータが、1 分ごとに自動的に更新されます。自動更新が有効化されており、ログインしているユーザーのアカウントロールがアナリストの場合、[Dashboard]タブにいる間はセッションの有効期限が切れることはありません。

既定では、自動更新は無効化されています。

Statistics overview

このセクションには、検知統計情報の概要が表示されます。以下の項目を含みます:

Supplier statistics

このセクションには、脅威インジケーターごとにまとめた検知統計情報が表示されます。以下の項目を含みます:

誤検知リストにレコードがある場合、Supplier statistics テーブルには、Supplier name 列に False PositivesIndicators 列に誤検知リストのサイズが挿入された行が表示されます。この行の他の列の値は 0 です。

内部 TI リストにレコードがある場合、Supplier statistics テーブルには、Supplier name 列に内部 TIIndicators 列に内部 TI リストのサイズが挿入された行が表示されます。この行の Detected 列の値は内部 TI リストに対する検知数、False positives 列の値は 0 です。

過去に有効化されていた脅威インジケーターを無効化または削除しても、この脅威インジケーターは引き続きテーブルに表示されます。Detected 列と False positives 列の値には、この脅威インジケーターが有効化されていた間に生成された正しい検知数と誤検知数が反映されますが、Indicators 列の値は常にハイフン(-)のままになります。脅威インジケーターが無効化されているかどうかを確認するには、脅威インジケーター名の上にマウスポインタを重ねます。脅威インジケーターが無効化されていると、脅威インジケーターステータスが表示されたウィンドウが現れます。

Indicator statistics

このセクションには、確認したインジケーターの統計情報が表示されます。以下の項目を含みます:

Supplier intersections テーブル

このセクションには、Kaspersky CyberTrace で使用される各脅威インジケーターでの重複のパーセンテージが表示されます。このテーブルは、脅威インジケーターについての行と列で構成されます。セルには、各行の脅威インジケーターに存在するインジケーターが各列の脅威インジケーターに存在するパーセンテージが表示されます。特定のテナントの統計情報を表示することを選択した場合、テーブルには、そのテナントで使用される各脅威インジケーターでの重複が示されます。

このセクションには、FalsePositive および InternalTI 脅威インジケーターと、インジケーターのない脅威インジケーターは表示されません。

Cyber​​Trace の[Supplier intersections]テーブル。

脅威インジケーターのテーブル

Fullscreen mode]をクリックすると、このセクションは非表示になります。

様々なテナントのデータ表示

ウィンドウの左上に表示されている、使用可能なテナントがすべて含まれているドロップダウンリストから、統計情報を表示する単一のテナント、または全体的な統計情報を表示する一般的なテナントのいずれかを選択できます。

1 つ以上のテナントが追加されている場合に限り、統計を表示するテナントを選択できます。

統計レポートのダウンロード

Dashboard]タブを使用して、検知の統計レポートをダウンロードできます。レポートは HTML ファイルです。特定の設定のテナント <テナント> が選択された場合、ファイル名は CyberTrace_Statistics_<テナント>_<期間>_<日付>.html になります。

レポートをダウンロードするには:

Download statistics]を選択します。

レポートに表示されるデータは、[Dashboard]タブに表示されるデータに基づいています。特定の設定のテナントが選択された場合、設定のテナント名がレポートに記載されます。

生成されるファイルには以下が含まれます:

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