このセクションでは、Windows で Kaspersky CyberTrace をバージョン 4.4 にアップグレードする方法について説明します。
Kaspersky CyberTrace をバージョン 4.4 にアップグレードできるのはバージョン 4.3 からのみです。
下の手順は、実行可能なインストーラーを使用して実行されたインストールに適用されます。
Kaspersky CyberTrace を自動的に新しいバージョンにアップグレードするには:
Kaspersky CyberTrace サービスが停止してアップグレードが継続している場合、すべての設定、ユーザーアカウントデータ、使用可能なフィード、および証明書が、自動的に新しいバージョンに移行されます。
アップグレードプロセスの終了後、前のバージョンでサポートされていなかった新しいフィードの入力可能フィールドは指定されません。必要に応じて、[Settings]→[Feeds]タブでこれらのフィールドを手動で指定します。
アップグレードプロセスの終了後、Kaspersky CyberTrace サービスは自動的に起動されます。
新しいバージョンへのアップグレードが失敗した場合、 Kaspersky CyberTrace はアップグレードの開始時点で動作していたバージョンにロールバックします。
実行可能なインストーラーによる自動アップグレードが使用できるのは、アップグレードのインストールで EULA を受け入れた場合のみです。
アップグレード時にエラーが発生した場合の処置
Kaspersky CyberTrace サービスが停止した後、設定情報ファイルと他の一部のファイルはアップグレード中、一時ディレクトリ $TEMP\cybertrace_old に移動されます。アップグレード時にエラーが発生した場合、移動されたファイルは一時ディレクトリに残ります。
ディレクトリ $TEMP の場所を特定するため、Kaspersky CyberTrace の実行可能なインストーラーは、%TMP%、%TEMP%、%USERPROFILE%、%WINDIR% のリストから最初の既存の変数を取得します。実行可能なインストーラーは、このディレクトリへの書き込みを試行します。書き込みの試行に失敗した場合は、実行可能なインストーラーが %WINDIR%\Temp に書き込みます。
アップグレードログファイルは、インストーラーを実行したユーザーの一時ディレクトリ、または $TEMP 環境変数で指定したディレクトリに置かれています(上を参照)。
自動アップグレード時にエラーが発生する場合は、問題の解決策の詳細についてテクニカルアカウントマネージャー(TAM)にお問い合わせください。
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