REST API について

この章では、Kaspersky CyberTrace REST API の機能について説明します。

REST API について

Kaspersky CyberTrace は、次の動作を実行するために使用できる REST API インターフェイスを備えています:

サポートされているプロトコル

REST API は、基本認証とともに HTTPS プロトコルをサポートしています。全てのリクエストが同期しています。Kaspersky CyberTrace は、リクエストを処理し、その結果をレスポンスとして返します。

HTTPS を使用して通信するために、Kaspersky CyberTrace は、kl_feed_service.conf 設定情報ファイルの[GUISettings]→[HTTPServer]→[SSLCertificatePath]および[GUISettings]→[HTTPServer]→[SSLPrivateKeyPath]要素に指定されている証明書を使用します。

処理されるリクエストの最大数は、設定情報ファイル kl_feed_service.conf の[ServiceSettings]→[ScannersCount]要素に指定されます。

REST API 脅威インジケーター

REST API とともに追加された脅威インジケーターは、通常の脅威インジケーターとは異なります。REST API とともに追加する脅威インジケーターのみに、REST API を介してアクセスできます。その他全ての脅威インジケーターには、REST API を介してアクセスすることはできません。また、REST API には、FalsePositive および InternalTI 脅威インジケーターからインジケーターを管理する方法が用意されています。

REST API とともに追加された脅威インジケーターは、[Custom feeds]タブに表示されます。脅威インジケーターにベンダーが指定されている場合、脅威インジケーターは代わりにベンダータブに表示されます。各 REST API 脅威インジケーターには、それを REST API 脅威インジケーターとしてマークする短い説明があります。

REST API とともに追加された脅威インジケーターの場合、Kaspersky CyberTrace Web で次の動作を実行することはできません:

Kaspersky CyberTrace Web では、REST API とともに追加された脅威インジケーターに対して次の動作を実行できます:

ユーザーロールおよび REST API

ユーザーに対して使用可能なメソッドは、ユーザーのロールによって異なります:

REST API およびロギング

Kaspersky CyberTrace は、REST API に関する次の情報をログに記録します:

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