ウェブ脅威対策コンポーネントを使用すると、HTTP、HTTPS、FTP 経由の受信トラフィック、Web サイト、および IP アドレスをスキャンし、インターネットからの悪意のあるファイルのダウンロードを防止し、フィッシング、アドウェア、その他の悪意のある Web サイトへのアクセスをブロックできます。ウェブ脅威対策は、ポート 9879 を使用して接続を傍受します。
ウェブ脅威対策を有効にすると、傍受された TCP ポートへの現在の接続がリセットされます。
既定では、ウェブ脅威対策タスクは無効です。ただし、デバイスでウェブ脅威対策設定のローカル管理が許可されており(ポリシーが適用されていないか、ポリシーのプロパティで「ロック」に設定されていない)、スナップ形式を含む次のブラウザーの実行ファイルのいずれかがシステム上で検知されている場合、この機能は自動的に有効になります。
ウェブ脅威対策を有効または無効にしたり、次の保護設定を行うことができます:
FTP トラフィックをスキャンするには、ネットワーク攻撃スキャンの設定ですべてのネットワークポートの管理を設定する必要があります。
Web サイトが開かれると、アプリケーションは次の処理を実行します:
ウェブ脅威対策の効果を高めるために、Kaspersky Security Network の使用を有効にすることを推奨します。
危険な Web サイトを開こうとした時は、次の処理が実行されます:
アプリケーション証明書を削除すると、Web 脅威対策コンポーネントが正しく機能しなくなる可能性があります。
Kaspersky Endpoint Security のトラフィック読み取りの除外リストを設定している場合、ウェブ脅威対策に影響します。