Managed Detection and Response

Managed Detection and Response コンポーネントが、Kaspersky Endpoint Security バージョン 11.2 に追加されました。このコンポーネントは、Kaspersky Managed Detection and Response として知られるソリューションと対話します。Kaspersky Managed Detection and Response(MDR)は、組織を標的とする脅威を継続的に探索、検知、排除します。ソリューションの動作の詳細は、Kaspersky Managed Detection and Response のヘルプを参照してください。

Kaspersky Managed Detection and Response との対話時に、本製品が実行可能な機能は次の通りです:

Managed Detection and Response には次の追加要件があります:

Kaspersky Managed Detection and Response との連携

Kaspersky Managed Detection and Response との連携は、次のステップで構成されます:

  1. Kaspersky Security Network プロキシサーバの設定

    Kaspersky Security Network プロキシサーバが、コンピュータと Kaspersky Security Network クラウドサービスインフラストラクチャ間のデータ交換を支援します。直接のデータ交換の代わりに、管理サーバーの仲介を使用します。

    Kaspersky Security Network 設定情報ファイルを、管理サーバーのプロパティで読み込みます。Kaspersky Security Network 設定情報ファイルは、ZIP アーカイブファイル内か、MDR 設定情報ファイルのアーカイブファイル内にあります。ZIP アーカイブファイルは、Kaspersky Managed Detection and Response コンソールで入手可能です。Kaspersky Security Network プロキシサーバーの設定の詳細は、 Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

    これにより、Kaspersky Endpoint Security はプライベート KSN を使用して、ファイル、アプリケーション、Web サイトの評価を決定するようになります。動作ステータス「インフラストラクチャ:Kaspersky Private Security Network」が、ポリシー設定の[Kaspersky Security Network]セクションで指定されます。

    プライベート KSN を Kaspersky Managed Detection and Response とともに使用することで、GDPR(General Data Protection Regulation)を遵守するサーバへデータが送信されます。プライベート KSN を使用しない場合は、グローバル KSN へテレメトリが送信される可能性があります。お住まいの地域によっては、法的に違反する場合があります。

    重要:拡張 KSN モードを有効にして、Managed Detection and Response を動作させる必要があります。

  2. Managed Detection and Response の有効化

    BLOB 設定情報ファイルを Kaspersky Endpoint Security ポリシーで読み込みます(下の手順を参照)。BLOB ファイルには、クライアント ID、Kaspersky Managed Detection and Response のライセンスに関する情報が含まれています。BLOB ファイルは、ZIP アーカイブファイル内か、MDR 設定情報ファイルのアーカイブファイル内にあります。ZIP アーカイブファイルは、Kaspersky Managed Detection and Response コンソールで入手可能です。BLOB ファイルの詳細は、 Kaspersky Managed Detection and Response のヘルプを参照してください。

    Managed Detection and Response を管理コンソール(MMC)で有効化します

    Managed Detection and Response を、Web コンソール、Cloud コンソールで有効化します

    これにより、BLOB ファイルが検証されます。BLOB ファイルの検証中に、デジタル署名とライセンス条項もチェックされます。BLOB ファイルが検証されると、ファイルが読み取られ、Kaspersky Security Center との次回の同期中にファイルがコンピュータに送信されます。

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