Kaspersky Endpoint Security は、次の方法でインストールすることができます。
Kaspersky Security for Windows Server の削除
アプリケーションは、リモートから[アプリケーションのリモートアンインストール]タスクを使用して削除するか、サーバー上でローカルに削除することができます。KSWS の削除後、サーバーを再起動する必要がある可能性があります。再起動せずに Kaspersky Endpoint Security をインストールするためには、Kaspersky Security for Windows Server が完全に削除されたことを確認してください。アプリケーションが完全に削除されていないと、Kaspersky Endpoint Security をインストールすることにより、サーバーの誤動作を発生させる可能性があります。kavremover ユーティリティを使用した場合でも、アプリケーションが完全に削除されたことを確認してください。kavremover ユーティリティは KSWS の管理をサポートしていません。
KSWS へのアクセスを制限するためにパスワードによる保護が有効になっている場合、KES インストールパッケージの設定にアンインストール用パスワードを入力します。
KSWS の削除後に、利用可能な方法で Kaspersky Endpoint Security for Windows をインストールしてください。
Kaspersky Endpoint Security のインストール
KES をリモートからインストールする際は、インストールパッケージのプロパティで選択したコンポーネントがサーバーにインストールされます。インストールパッケージのプロパティには、既定のコンポーネントを設定することを推奨します。KSWS 上に KES をインストールする場合は、再起動は必要ありません。
ローカルでのインストール前に、Kaspersky Endpoint Security はコンピューターにカスペルスキー製品が存在するかどうかを確認します。コンピューター上に Kaspersky Security for Windows Server がインストールされている場合、KES はインストール済みの KSWS コンポーネント一式を検知し、同じコンポーネントをインストールするよう選択します。KSWS 上に KES をインストールする場合は、再起動は必要ありません。
KSWS 上への KES のインストールが失敗した場合は、インストールをロールバックすることができます。インストールをロールバックした後は、サーバーを再起動して再度実行することを推奨します。
KSWS の設定およびタスクは Kaspersky Endpoint Security for Windows のインストール時には移行されません。製品設定を移行するには、ポリシーとタスクの一括変換ウィザードを実行します。
インストールされたコンポーネントの一覧は、status
コマンドを使用して製品インターフェイスの[セキュリティ]セクションで確認するか、Kaspersky Security Center コンソールのコンピューターのプロパティで確認できます。インストール後に[コンポーネントの変更]を使用してコンポーネントセットを変更することができます。