システム変更ステータスのリセット
Kaspersky Security Center コンソールでコンピューターのステータスは次のいずれかになります:OK 、警告、または 緊急。システム変更監視が監視範囲内のファイルまたはレジストリキーの変更を検知すると、コンピューターのステータスは警告または緊急に変わります。システム変更監視によって割り当てられたステータスをシステム整合性ステータスと呼びます。検知されたオブジェクトの変更がコンピューターのセキュリティに影響を与えないことが分析によって確実になった場合、システム整合性ステータスをリセットできます。
管理コンソール(MMC)でシステム整合性ステータスをリセットする方法
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを開きます。
- コンソールツリーで、[タスク]を選択します。
タスクのリストが表示されます。
- [新規タスク]をクリックします。
タスクウィザードが起動します。ウィザードの指示に従います。
ステップ 1:タスク種別の選択
[Kaspersky Endpoint Security for Windows (12.6)]→[システム変更ステータスのリセット]の順に選択します。
ステップ 2:タスクを割り当てるデバイスの選択
タスクを実行するコンピューターを選択します。次の設定方法があります:
- 管理グループにタスクを割り当てます。この場合、作成済みの管理グループに含まれるコンピューターにタスクが割り当てられます。
- 未割り当てデバイスなど、管理サーバーがネットワーク内で検出したデバイスを選択します。タスクの対象となるデバイスには、未割り当てデバイスだけでなく管理グループ内のデバイスも含めることができます。
- デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからインポートします。タスクを割り当てるデバイスの NetBIOS 名、IP アドレス、IP サブネットを指定できます。
ステップ 3:タスク開始スケジュールの設定
タスクのスケジュールを設定します(たとえば、[手動]など)。
ステップ 4:タスク名の定義
タスクの名前を入力します(例:監視範囲の変更後のステータスのリセット)。
ステップ 5:タスク作成の完了
ウィザードを終了します。必要に応じて、[ウィザードの終了後にタスクを実行]をオンにします。タスクのプロパティでタスクの進行状況を監視できます。
Web コンソールでシステム整合性ステータスをリセットする方法
- Web コンソールのメインウィンドウで、 [デバイス] → [タスク]をクリックします。
タスクのリストが表示されます。
- [追加]をクリックします。
タスクウィザードが起動します。
- タスクの設定を指定します:
- アプリケーションドロップダウンリストで、Kaspersky Endpoint Security for Windows (12.6)を選択します。
- [タスク種別]から[システム変更ステータスのリセット]を選択します。
- [タスク名]フィールドに簡単な説明を入力します(例:監視範囲の変更後のステータスのリセット)。
- [タスクを割り当てるデバイスの選択]ブロックで、タスク範囲の指定方法を選択します。
- タスク範囲の指定方法に応じて、対象デバイスを選択します。次の手順に進みます。
- タスクを実行するアカウントを選択します。既定では、Kaspersky Endpoint Security はローカルユーザーアカウントの権限でタスクを開始します。
- ウィザードを終了します。
タスクのリストに新しいタスクが表示されます。
- タスクの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [開始]をクリックします。
その結果、システム変更監視イベントによってコンピューターのステータスが警告または緊急に変わった場合、コンピューターのステータスはOKにリセットされます。コンピューターのステータスが他のイベントによっても変更された場合、コンピューターのステータスは変更されません。
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