Sandbox コンポーネントを管理するコマンド:
Sandbox コンポーネントは、Kaspersky Sandbox ソリューションおよび KATA Sandbox コンポーネント(Kaspersky Anti Targeted Attack Platform の一部)との連携を提供します。
サーバーは配備された Microsoft Windows オペレーティングシステムの仮想イメージを使用してスキャンする必要のあるオブジェクトを実行します。IP アドレス(IPv4 または IPv6)、または完全修飾ドメイン名を入力できます。仮想イメージの配備と Sandbox サーバーの設定について詳しくは、Kaspersky Sandbox のヘルプおよび Kaspersky Anti Targeted Attack Platform のヘルプを参照してください。
オブジェクトのスキャン要求に対して Sandbox サーバーからの応答を受け取るまでのタイムアウトです。設定したタイムアウト期間が経過すると、Sandbox は要求を次のサーバーに送ります。タイムアウトの値は接続のスピードと安定性によって異なります。既定値は 5 秒です。
Sandbox サーバーと信頼済み接続を設定するには、TLS 証明書を準備する必要があります。次に、ポリシーを使用してこの証明書をコンピューターに追加する必要があります。また、証明書を Sandbox サーバーに追加する必要もあります。
コマンドを実行するには、Kaspersky Endpoint Security の実行ファイルがあるフォルダーに移動します。システム変数 %PATH% に実行ファイルのパスを追加し、アプリケーションフォルダーに移動せずにコマンドを実行することもできます。
コマンド構文
avp.com stop sandbox [/login=<user name> /password=<password>]
avp.com start sandbox
avp.com sandbox /set [--tls=yes|no] [--servers=<server address>:<port>] [--timeout=<Sandbox server connection timeout (ms)>] [--pinned-certificate=<path to the TLS certificate>][/login=<user name> /password=<password>][--client-certificate=<path to the PFX archive>]
avp.com sandbox /show
実行する操作 |
|
|
Sandbox コンポーネントを有効にします。 |
|
Sandbox コンポーネントを無効にします。 |
|
Sandbox コンポーネントを設定します。次の設定を変更できます:
|
|
コンポーネントの現在の設定を表示します。次の応答が表示されます:
|
認証 |
|
|
パスワードによる保護の権限に必要なユーザーアカウントの認証情報。 |
例:
|