プロセスの終了
プロセスの終了タスクを使用してリモートからプロセスを終了することができます。たとえば、プロセスを実行タスクを使用して開始されたインターネットの速度テストツールをリモートから終了する場合などです。
ファイルの実行をブロックする場合は、実行防止機能を設定することができます。実行ファイル、スクリプト、Office 形式のファイルの実行を禁止することができます。
プロセスの終了タスクには次の制限事項があります:
- 重要なシステムオブジェクト(SCO)のプロセスは終了できません。SCO とはオペレーティングシステムと Kaspersky Endpoint Security アプリケーションが実行できる必要のあるファイルです。
- EDR Optimum のタスクは、Web コンソールおよび Cloud コンソールで設定できます。EDR Expert のタスク設定は Cloud コンソールのみで使用可能です。
[プロセスの終了]タスクを作成するには:
- Web コンソールのメインウィンドウで、 [デバイス] → [タスク]をクリックします。
タスクのリストが表示されます。
- [追加]をクリックします。
タスクウィザードが起動します。
- タスクの設定を指定します:
- アプリケーションドロップダウンリストで、Kaspersky Endpoint Security for Windows (12.7)を選択します。
- [タスク種別]から[プロセスの終了]を選択します。
- [タスク名]に簡潔な内容を入力します。
- [タスクを割り当てるデバイスの選択]ブロックで、タスク範囲の指定方法を選択します。
- タスク範囲の指定方法に応じて、対象デバイスを選択します。[次へ]をクリックします。
- タスクの実行に使用するユーザーアカウントの認証情報を入力します。[次へ]をクリックします。
既定では、Kaspersky Endpoint Security はタスクをシステムユーザーアカウント(SYSTEM)として開始します。
- [終了]をクリックして、ウィザードを終了します。
タスクのリストに新しいタスクが表示されます。
- 新しいタスクをクリックします。
タスクのプロパティウィンドウが表示されます。
- [アプリケーション設定]タブを選択します。
- 手順を完了するには、強制終了するファイルを選択する必要があります。次のいずれかの方法でファイルを選択することができます:
- ファイルの完全名を入力します。
- ファイルのハッシュとパスを入力します。
- プロセスの PID を入力します(ローカルタスクのみ)。
ファイルがネットワークドライブにある場合は、ドライブ文字ではなく「\\
」から開始されるファイルのパスを入力してください。例:「\\server\shared_folder\file.exe
」。ファイルのパスにドライブ文字があると、ファイルが見つかりませんというエラーになります。
- コンピューターのプロパティウィンドウで、[スケジュール]タブを選択します。
- タスクのスケジュールを設定します。
このタスクでは Wake-on-LAN は使用できません。コンピューターの電源がオンになっていて、タスクを実行できることを確認してください。
- [保存]をクリックします。
- タスクの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [開始]をクリックします。
この結果、Kaspersky Endpoint Security はコンピューター上でそのプロセスを終了します。たとえば、アプリケーション「ゲーム」が実行中で、game.exe プロセスを終了すると、データを保存せずにアプリケーションは終了されます。[履歴]のタスクのプロパティでタスクの結果を確認できます。
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