Threat Response 処理の設定

Sandbox が悪意のあるアクティビティを検知した場合、Kaspersky Endpoint Security は Threat Response 処理を自動的に実行します(たとえば、オブジェクトを削除し、簡易スキャンを開始します)。

Threat Response 処理を設定するには:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、 [デバイス] → [ポリシーとプロファイル]をクリックします。
  2. Kaspersky Endpoint Security のポリシーの名前をクリックします。

    ポリシーのプロパティウィンドウが表示されます。

  3. アプリケーション設定]タブを選択します。
  4. Detection and Response]→[Sandbox]に移動します。
  5. 脅威の検知時の処理]ブロックで関連する操作を選択します。
    • コピーを隔離に移動し、オブジェクトを削除する:このオプションを選択した場合、Kaspersky Endpoint Security はコンピューターで検知された悪意のあるオブジェクトを削除します。オブジェクトを削除する前に、後で復元する必要があった場合に備えて Kaspersky Endpoint Security はオブジェクトのバックアップコピーを作成します。バックアップコピーは隔離に移動されます。
    • 簡易スキャンを実行する:このオプションを選択した場合、Kaspersky Endpoint Security は簡易スキャンタスクを実行します。既定では、カーネルメモリ、実行中のプロセスおよびスタートアップオブジェクト、ディスクブートセクターをスキャンします。
    • IOC スキャンタスクを作成する:このオプションを選択した場合、Kaspersky Endpoint Security は自動的に IOC スキャン(自動 IOC スキャンタスク)を作成します。このタスクに対して、実行モード、スキャン範囲、また IOC の検知時の動作(オブジェクトの削除、簡易スキャンタスクの実行)を設定できます。このタスクに対して、実行モード、スキャン範囲、また IOC の検知時の動作(オブジェクトの削除、簡易スキャンタスクの実行)を設定できます。その他の IOC スキャンタスクの設定を変更するには、タスクの設定に移動してください。
  6. 必要に応じて、[IOC スキャン範囲]ブロックの[IOC スキャン]タスクを設定します。
    • 重要なファイル領域:このオプションを選択した場合、Kaspersky Endpoint Security はカーネルメモリやブートセクターのような、コンピューター上の重要なファイル領域にのみ IOC スキャンを実行します。
    • コンピューターのシステムドライブのファイル領域:このオプションを選択した場合、Kaspersky Endpoint Security はコンピューターのシステムドライブで IOC スキャンを実行します。
  7. 必要に応じて、[IOC スキャンタスクを実行する]ブロックの[IOC スキャン]タスクを設定します。
    • 手動:都合の良いときに手動で IOC スキャンタスクを開始できる実行方法です。
    • 脅威の検知後:脅威が検知されたときに自動で Kaspersky Endpoint Security が IOC スキャンタスクを実行する実行モードです。
    • コンピューターを使用していないときにのみ実行する:スクリーンセーバーが動作しているまたは画面がロックされているときに Kaspersky Endpoint Security が IOC スキャンタスクを実行する実行モードです。ユーザーがコンピューターをロック解除すると、Kaspersky Endpoint Security はタスクを一時停止します。このため、タスクの完了まで数日かかることがあります。
  8. IOC スキャンのタスクの詳細設定を指定します
  9. 変更内容を保存します。
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