Sandbox コンポーネントを管理するコマンド:
Sandbox コンポーネントは、Kaspersky Sandbox ソリューションおよび KATA Sandbox コンポーネント(Kaspersky Anti Targeted Attack Platform の一部)との連携を提供します。
サーバーは配備された Microsoft Windows オペレーティングシステムの仮想イメージを使用してスキャンする必要のあるオブジェクトを実行します。IP アドレス(IPv4 または IPv6)、または完全修飾ドメイン名を入力できます。仮想イメージの配備と Sandbox サーバーの設定について詳しくは、Kaspersky Sandbox のヘルプおよび Kaspersky Anti Targeted Attack Platform のヘルプを参照してください。
Sandbox サーバー(Kaspersky Sandbox 用)または Central Node サーバー(KATA 用)の接続タイムアウト。設定したタイムアウト期間が経過すると、Kaspersky Endpoint Security は要求を次のサーバーに送ります。接続スピードが遅いまたは接続が安定していない場合は、サーバーの接続タイムアウトの時間を長くすることができます。要求のタイムアウトは 0.5 秒以下を推奨します。
Sandbox サーバー(Kaspersky Sandbox 用)または Central Node サーバー(KATA 用)との信頼済みの接続を設定するには、TLS 証明書を準備する必要があります。次に、ポリシーを使用してこの証明書をコンピューターに追加する必要があります。また、証明書を Sandbox サーバー(Kaspersky Sandbox 用)または Central Node サーバー(KATA 用)に追加する必要があります。
コマンドを実行するには、Kaspersky Endpoint Security の実行ファイルがあるフォルダーに移動します。システム変数 %PATH% に実行ファイルのパスを追加し、アプリケーションフォルダーに移動せずにコマンドを実行することもできます。
コマンド構文
avp.com stop sandbox [/login=<user name> /password=<password>]
avp.com start sandbox
avp.com sandbox /set [--tls=yes|no] [--servers=<server address>:<port>] [--timeout=<Sandbox server connection timeout (ms)>] [--pinned-certificate=<path to the TLS certificate>][/login=<user name> /password=<password>][--client-certificate=<path to the PFX archive>]
avp.com sandbox /show
実行する操作 |
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Sandbox コンポーネントを有効にします。 |
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Sandbox コンポーネントを無効にします。 |
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Sandbox コンポーネントを設定します。次の設定を変更できます:
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コンポーネントの現在の設定を表示します。次の応答が表示されます:
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認証 |
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パスワードによる保護の権限に必要なユーザーアカウントの認証情報。 |
例:
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