ネットワークの場所によるネットワークエージェント切り替えルールの作成
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ネットワークロケーションに基づくネットワークエージェント切り替えは、Windows を実行しているデバイスでのみ使用できます。
ネットワーク設定が変更された場合に、ある管理サーバーから別の管理サーバーにネットワークエージェントを切り替えるルールを作成するには:
- コンソールツリーで、ネットワークエージェント切り替えルールをネットワークロケーション別に作成するデバイスの管理グループを選択します。
- 次のいずれかの手順を実行します:
- グループの全デバイスの切り替えルールを作成する場合は、グループの作業領域に移動し、[ポリシー]タブでネットワークエージェントポリシーを選択します。選択したポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
- グループ内の 1 台のデバイスの切り替えルールを作成する場合は、グループの作業領域に移動して[デバイス]タブでデバイスを選択し、次の手順を実行します:
- 選択したデバイスのプロパティウィンドウを開きます。
- デバイスのプロパティウィンドウの[アプリケーション]セクションで、ネットワークエージェントを選択します。
- ネットワークエージェントのプロパティウィンドウを開きます。
- プロパティウィンドウが開いたら、[接続]セクションで[接続プロファイル]サブセクションを選択します。
- [ネットワークロケーションの設定]セクションで、[追加]をクリックします。
- [新しい記述]ウィンドウが開いたら、ネットワークロケーションの説明と切り替えルールを設定します。次のネットワークロケーションの説明に関する設定を指定します:
- ネットワークロケーションの説明の名前
ネットワークロケーションの説明の名前は 255 字以内とし、特殊文字(例:"*<>?\/:|)を含むことはできません。
- 接続プロファイルの使用
このドロップダウンリストで、ネットワークエージェントが管理サーバーへの接続に使用する接続プロファイルを指定できます。ネットワークロケーションの説明の条件が一致すると、このプロファイルが使用されます。この接続プロファイルには、ネットワークエージェントから管理サーバーへの接続に関する設定が含まれ、クライアントデバイスがモバイルユーザーポリシーに切り替える条件も定義されています。このプロファイルは、アップデートをダウンロードする場合にのみ使用されます。
- [条件の変更]セクションの[追加]をクリックして、ネットワークロケーションの説明の条件リストを作成します。
ルールに複数の条件がある場合、論理演算子「AND」を使用して組み合わせられます。ネットワークロケーションの記述により切り替えルールを適合させるには、すべてのルール切り替え条件を満たす必要があります。
- このドロップダウンリストで、クライアントデバイスが接続されるネットワークの特性の変化に対応する値を選択できます:
- デフォルト接続ゲートウェイアドレス – メインネットワークゲートウェイのアドレスが変更された場合
- DHCP サーバーアドレス – ネットワークの DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバーの IP アドレスが変更された場合
- DNS ドメイン – サブネットの DNS サフィックスが変更された場合
- DNS サーバーアドレス – ネットワークの DNS サーバーの IP アドレスが変更された場合
- Windows ドメインアクセスの可否 – クライアントデバイスが接続している Windows ドメインのステータスが変更された場合
- サブネット – サブネットアドレスとマスクが変更された場合
- WINS サーバーアドレス – ネットワークの WINS サーバーの IP アドレスが変更された場合
- 名前解決 - クライアントデバイスの DNS または NetBIOS 名が変更された場合
- SSL 接続アドレスのアクセス可否 - クライアントデバイスは、(選択したオプションによって)指定されたサーバー(name:port)との SSL 接続を確立できる場合とできない場合があります。サーバーごとに、SSL 証明書を追加で指定できます。この場合、ネットワークエージェントは、SSL 接続の機能をチェックすることに加えて、サーバー証明書を検証します。証明書が一致しない場合、接続は失敗します
- ウィンドウが開いたら、ネットワークエージェントを別の管理サーバーに切り替える条件を指定します。ウィンドウ名は、前の手順で選択した値によって異なります。次の切り替え条件の設定を指定します:
- 値
このフィールドでは、作成した条件に対して、1 つ以上の値を追加することができます。
- リストにある値のいずれかと一致する
このオプションをオンにすると、[値]リストで指定された値のいずれかが一致した場合に条件が満たされます。
既定では、このオプションがオンです。
- リストにある値のいずれとも一致しない
このオプションをオンにすると、条件の値が[値]リストに存在しない場合に条件が満たされます。
- [新しい記述]ウィンドウで[記述を有効にする]をオンにして、新しいネットワークロケーションの説明の使用を有効にします。
ネットワークロケーションの記述ごとに新しい切り替えルールが作成されます。ルールの条件が満たされるたびに、ネットワークエージェントはルールで指定された接続プロファイルを使用して管理サーバーに接続します。
ネットワークロケーションの説明はリストの表示順で、ネットワークレイアウトに一致しているかどうか確認されます。ネットワークが複数の説明と一致する場合は、最初のルールが使用されます。
[上へ]()と[下へ]()を使用して、リストのルールの順序を変更できます。
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