Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールの Linux プラットフォームへのインストール手順

このセクションでは、Linux オペレーティングシステムを使用しているデバイスに Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールサーバー(「Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソール」とも表記)をインストールする方法について説明しています。インストールの前に、データベース管理システムKaspersky Security Center 管理サーバーをインストールする必要があります。

デバイスにインストールされている Linux ディストリビューションに応じて、「ksc-web-console-[バージョン番号].deb」または「ksc-web-console-[バージョン番号].x86_64.rpm」のいずれかのインストールファイルを使用してください。インストールファイルは、カスペルスキーの Web サイトからダウンロードして取得できます。

Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールをインストールするには:

  1. Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールをインストールするデバイスで、サポート対象の Linux ディストリビューションを使用していることを確認します。
  2. 使用許諾契約書(EULA)をお読みください。Kaspersky Security Center 配布キットに EULA のテキストを含む TXT ファイルが含まれていない場合は、カスペルスキーの Web サイトからファイルをダウンロードできます。使用許諾契約書の条項に同意しない場合は、製品をインストールすることはできません。
  3. Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを管理サーバーに接続するためのパラメータを入力した応答ファイルを作成します。ファイル名を「ksc-web-console-setup.json」とし、フォルダーに次のように配置します:/etc/ksc-web-console-setup.json

    最小限のパラメータと、既定のアドレスとポートの内容を記載した応答ファイルの作成例は次のようになります:

    {

    "address": "127.0.0.1",

    "port": 8080,

    "trusted": "127.0.0.1|13299|/var/opt/kaspersky/klnagent_srv/1093/cert/klserver.cer|KSC Server",

    "acceptEula": true

    }

    Linux ALT オペレーティングシステム上に Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールをインストールする場合、ポート番号 8080 はオペレーティングシステムによって使用されているため、ポート番号には 8080 以外の数字を指定する必要があります。

    同じ rpm インストールファイルを使用して Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールをアップデートすることはできません。応答ファイルの設定を変更し、変更後の応答ファイルを使用して Web コンソールの再インストールを行いたい場合、Web コンソールをまずアンインストールしてから変更後の応答ファイルを使用して再インストールを行います。

  4. root 権限のあるアカウントでコマンドラインを使用し、Linux ディストリビューションに応じて拡張子が「.deb」または「.rpm」のセットアップファイルを実行します。
    • deb ファイルから Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールをインストールまたはアップグレードするには、次のコマンドを使用します:

      $ sudo dpkg -i ksc-web-console-[バージョン番号].deb

    • 「.rpm」ファイルから Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを実行するには、次のコマンドを使用します:

      $ sudo rpm -ivh --nodeps ksc-web-console-[バージョン番号].x86_64.rpm

    • Kaspersky Security Center Web コンソールを以前のバージョンからアップグレードするには、次のコマンドのいずれかを実行します:

      • RPM ベースのオペレーティングシステムのデバイスの場合:

        $ sudo rpm -Uvh --nodeps --force ksc-web-console-[バージョン番号].x86_64.rpm

      • Debian ベースのオペレーティングシステムのデバイスの場合:

        $ sudo dpkg -i ksc-web-console-[バージョン番号].x86_64.deb

    これにより、セットアップファイルの展開が始まります。インストールが完了するまで待機します。Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールが「/var/opt/kaspersky/ksc-web-console」ディレクトリにインストールされます。

インストールが完了したら、ブラウザーを使用して Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールを開き、Web コンソールにログインします

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