Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールがバックグラウンドタスクを実行できるようにするには、Kaspersky Security Center Web コンソールと管理サーバーの間にバックグラウンド接続を確立する必要があります。使用中のアカウントに[一般的な機能:ユーザー権限]機能領域のオブジェクト ACL の変更権限がある場合のみ、この接続を確立することができます。
Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.7.0 のプラグインをインストールしている、もしくは Kaspersky Endpoint Security for Windows 11.7.0 以前のバージョンのプラグインからアップデートしていてバックグラウンド接続が確立されていない場合は、バックグラウンド接続を確立する必要がある旨の通知が表示されます。また、サービスアカウントに[一般的な機能:管理サーバー上での操作]機能エリアの権限を付与する必要があります。
バックグラウンド接続を確立するには:
コンソールの設定ウィンドウが表示されます。
Kaspersky Security Center Web コンソールと管理サーバーのバックグラウンド接続が確立されました。管理サーバーはバックグラウンド接続用のアカウントを作成し、このアカウントは Kaspersky Security Center と別のカスペルスキー製品またはソリューション間での連携を管理するサービスアカウントとして使用されます。このサービスアカウントの名前には NWCSvcUser プレフィックスが含まれます。
セキュリティの理由から、管理サーバーはサービスアカウントのパスワードを 30 日ごとに自動で変更します。サービスアカウントは手動で削除できません。管理サーバーは、サービス連携接続を無効にした際にこのアカウントを自動で削除します。管理サーバーは各管理サーバーに対して単一のサービスアカウントを作成し、すべてのサービスアカウントを「ServiceNwcGroup」という名前のセキュリティグループに割り当てます。管理サーバーはこのセキュリティグループを Kaspersky Security Center のインストールプロセス中に自動で作成します。このセキュリティグループは手動で削除できません。