Identity and Access Manager(IAM とも表記)を設定する際、トークンの有効期間と認証タイムアウトを設定する必要があります。既定の設定はセキュリティ標準とサーバーの負荷を反映するよう設計されています。組織のポリシーに従ってこれらの設定を変更することができます。
IAM は有効期間が終了しそうになると、自動的にトークンを再発行します。
以下の表に既定のトークンの有効期間の設定を示します。
トークンの有効期間の設定
トークン |
既定の有効期間(秒) |
説明 |
---|---|---|
ID トークン(id_token) |
86400 |
認証トークンは OAuth 2.0 クライアント(Kaspersky Security Center 13.2 Web コンソールまたは Kaspersky Industrial CyberSecurity コンソール)によって使用されます。IAM はユーザーに関する情報(ユーザープロファイル)を含む ID トークンをクライアントに送信します。 |
アクセストークン(access_token) |
86400 |
IAM で識別されるリソースの所有者の代わりにリソースサーバーにアクセスするために OAuth 2.0 クライアントにより使用されるアクセストークンです。 |
リフレッシュトークン(refresh_token) |
172800 |
ID トークンおよびアクセストークンの再発行に OAuth 2.0 クライアントが個のトークンを使用します。 |
以下の表に auth_code および login_consent_request のタイムアウトを示します。
認証タイムアウトの設定
設定 |
既定のタイムアウト(秒) |
説明 |
---|---|---|
認証コード(auth_code) |
3600 |
トークンのコード交換のタイムアウトです。OAuth 2.0 クライアントはこのコードをリソースサーバーに送信し、代わりにアクセストークンを取得します。 |
ログイン同意リクエストのタイムアウト(login_consent_request) |
3600 |
ユーザー権限を OAuth 2.0 クライアントに委任するタイムアウトです。 |
トークンの詳細は、OAuth の Web サイトを参照してください。