Active Directory のポーリング

Active Directory のポーリングは、Active Directory を使用している場合に利用してください。Active Directory を使用していない場合は、その他の種別のポーリングの利用を推奨します。Active Directory を使用していてもネットワークデバイスの一部が Active Directory のメンバーとしてリストに含まれていない場合、これらのデバイスは Active Directory のポーリングで検出できません。

Active Directory のポーリング設定の表示と変更

Active Directory グループのポーリング設定の表示と変更を行うには：

コンソールツリーで、［デバイスの検索］フォルダーの［Active Directory］サブフォルダーを選択します。
または、［今すぐポーリング］をクリックすると、［未割り当てデバイス］フォルダーから［デバイスの検索］フォルダーに進むことができます。
［ポーリングの設定］をクリックします。
Active Directory のプロパティウィンドウが開きます。必要に応じて、Active Directory のポーリング設定を編集します：
- Active Directory のポーリングを有効にする
  既定ではこのオプションが選択されます。ただし、Active Directory を使用していない場合は、ポーリングの結果として取得される情報はありません。この場合、オプションをオフにできます。
- ポーリングのスケジュールを設定する
  既定では、時間は 1 時間です。古いデータは次回のポーリングで取得されたデータで置換されます。
  
  ポーリングスケジュールには次のオプションがあります：
  - N 日ごと
    指定した日時から、日単位で指定した間隔ごとにポーリングを定期的に実行します。
    
    既定では、現在のシステム日時から、1 日ごとにポーリングが実行されます。
  - N 分ごと
    指定した時刻から、分単位で指定した間隔ごとにポーリングを定期的に実行します。
    
    既定では、現在のシステム時刻から、5 分ごとにポーリングが実行されます。
  - 曜日ごと
    指定した曜日（複数可）の指定した時刻にポーリングを定期的に実行します。
    
    既定では、毎週金曜日の午後 6 時にポーリングが実行されます。
  - 毎月、選択した週の指定日
    毎月、指定した週・曜日の指定した時刻にポーリングを定期的に実行します。
    
    既定では、月内のいかなる日付も選択されておらず、開始時刻は午後 6 時です。
  - 未実行のタスクを実行する
    ポーリングの実行がスケジュールされていた時刻に管理サーバーがオフまたは接続できなかった場合は、管理サーバーがオンになった時に即座にポーリングを実行させるか、ポーリングの次回のスケジュールまで待機するかを選択できます。
    
    このオプションをオンにすると、管理サーバーがオンになるとすぐにポーリングを開始します。
    
    このオプションをオフにすると、管理サーバーはポーリングの次回のスケジュールまでポーリングの実行を待機します。
    
    既定では、このオプションはオンです。
- 詳細
  どの Active Directory ドメインでポーリングを実行するか選択できます：
  - Kaspersky Security Center が属している Active Directory ドメイン
  - Kaspersky Security Center が属しているドメインフォレスト
  - Active Directory ドメインを指定したリスト
    このオプションを選択した場合、ポーリングの範囲にドメインを追加できます。
    - ［追加］をクリックします。
    - それぞれのフィールドで、ドメインコントローラーのアドレス、アクセスに必要なアカウントの名前とパスワードを指定します。
    - ［OK］をクリックして、変更内容を保存します。
    リストに含まれているドメインコントローラーのアドレスを変更または削除するには、［変更］または［削除］をクリックします。
  - ［OK］をクリックして、変更内容を保存します。

すぐにポーリングを実行するには、［今すぐポーリング］をクリックします。

仮想管理サーバーでは、ディストリビューションポイントのプロパティウィンドウの［デバイスの検索］セクションで、Active Directory グループのポーリング設定を表示および編集できます。