klnagchk ユーティリティを使用すると、クライアントデバイスと管理サーバー間の接続を確認し、接続設定に関する詳細情報を取得できます。
デバイスにネットワークエージェントをインストールすると、klnagchk ユーティリティは自動的にネットワークエージェントのインストールフォルダーにコピーされます。
klnagchk ユーティリティは、コマンドラインから起動すると、次の処理を実行します(使用するキーによって異なります):
接続の試行に失敗した場合、ICMP パケットを送信して、管理サーバーがインストールされているデバイスの状態を確認します。
klnagchk ユーティリティを使用して、クライアントデバイスと管理サーバー間の接続を確認するには:
デバイスのコマンドラインで klnagchk ユーティリティを起動します。
ユーティリティのコマンドライン構文は次の通りです:
klnagchk [-logfile <ファイル名>] [-sp] [-savecert <証明書ファイルのパス>] [-restart]
キーの説明:
-logfile <ファイル名>
– ネットワークエージェントと管理サーバー間の接続設定値とユーティリティの処理結果をログファイルに記録します。既定では、情報は標準出力ストリーム(stdout)に保存されます。このキーを使用しない場合、設定、結果、エラーメッセージは画面に表示されます。
-sp
– プロキシサーバー上のユーザー認証パスワードを表示します。この設定は、プロキシサーバー経由で管理サーバーへの接続が確立される場合に使用されます。
-savecert <ファイル名>
– 管理サーバーへのアクセス認証用の証明書を指定したファイルに保存します。-restart
– ユーティリティ処理完了後にネットワークエージェントを再起動します。