Google Firebase Cloud Messaging の使用
Android の KES デバイスが管理者のコマンドに適時に応答するようにするには、管理サーバーのプロパティで、Google™ Firebase Cloud Messaging(以下、「FCM」)の使用を有効化する必要があります。
FCM の使用を有効化するには:
- 管理コンソールで、[モバイルデバイス管理]フォルダー、および[モバイルデバイス]フォルダーを選択します。
- [モバイルデバイス]フォルダーのコンテキストメニューで、[プロパティ]を選択します。
- フォルダーのプロパティで、[Google Firebase Cloud Messaging の設定]セクションを選択します。
- [送信者 ID]および[サーバーのキー]で、FCM の設定:SENDER_ID および API キーを指定します。
FCM サービスは、以下のアドレス範囲で実行されます:
- KES デバイス側では、以下のアドレスのポート 443(HTTPS)、5228(HTTPS)、5229(HTTPS)、および 5230(HTTPS)に対するアクセスが必要です:
- google.com
- fcm.googleapis.com
- android.apis.google.com
- Google の ASN 15169 に一覧表示されたすべての IP アドレス
- 管理サーバー側では、以下のアドレスのポート 443(HTTPS)に対するアクセスが必要です:
- fcm.googleapis.com
- Google の ASN 15169 に一覧表示されたすべての IP アドレス
管理コンソールの管理サーバーのプロパティで、プロキシサーバー設定([詳細]→[インターネットアクセスの設定])が指定されている場合、その設定が FCM とのやり取りに使用されます。
FCM の設定:SENDER_ID と API キーの取得
FCM を設定するには、管理者は以下の操作を実行する必要があります:
- Google ポータルで登録する。
- 開発者ポータルに移動する。
- [プロジェクトの作成]をクリックして新規プロジェクトを作成し、プロジェクト名と ID を指定します。
- プロジェクトが作成されるまで待ちます。
プロジェクトの最初のページの上部で、[プロジェクト番号]に該当する SENDER_ID が表示されます。
- [API および認証 / API]セクションに移動し、[Android 向け Google Firebase Cloud Messaging]を有効にします。
- [API および認証 / 資格情報]セクションに移動し、[新しいキーの作成]をクリックします。
- [サーバーのキー]をクリックします。
- 制約を適用し(ある場合)、[作成]をクリックします。
- 新たに作成されたキーのプロパティから API キー([サーバーのキー])を取得します。
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