対話モードによるデータのバックアップと復元
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対話モードで管理サーバーデータのバックアップを作成するには:
- Kaspersky Security Center のインストールフォルダーにある klbackup ユーティリティを実行します。
バックアップと復元ウィザードが起動します。
- ウィザードの最初のウィンドウで、[管理サーバーデータのバックアップを実行]を選択します。
[管理サーバーの証明書のみを復元またはバックアップする]をオンにすると、管理サーバーの証明書のバックアップコピーのみが保存されます。
[次へ]をクリックします。
- ウィザードの次のウィンドウで、次のオプションを指定します:
- バックアップの保存先フォルダー
- MySQL/MariaDB 形式へ移行
SQL Server を管理サーバーの DBMS として使用中で、データを MySQL または MariaDB DBMS へ移行する場合に、このオプションをオンにします。MySQL および MariaDB と互換性があるバックアップが作成されます。その後、データをバックアップから MySQL または MariaDB へ復元することができます。
- Azure 形式へ移行
- 現在の日時をバックアップ先のフォルダー名に含めます
- バックアップのパスワード
- [次へ]をクリックし、バックアップを開始します。
- Amazon Web Services(AWS)または Microsoft Azure のクラウド環境のデータベースを使用している場合、[オンラインストレージへサインイン]ウィンドウで、次のフィールドに情報を入力してください。
- AWS の場合:
- S3 バケット名
- アクセスキーの ID
S3 バケットストレージインスタンスを使用するために IAM ユーザーアカウントを作成した時に受け取ったキーの ID(英数字の並び)です。
このフィールドは、S3 バケット上の RDS データベースを選択した場合に使用可能になります。
- 秘密鍵
IAM ユーザーアカウント作成時にアクセスキーの ID と一緒に受け取った秘密鍵です。
秘密鍵の文字はアスタリスクで表示されます。秘密鍵を入力し始めると、[入力した文字を表示する]というボタンが表示されます。入力した文字を確認するには、このボタンを必要な間だけ押し続けます。
このフィールドは、IAM ロールではなく AWS IAM アクセスキーを認証のために選択した場合に使用できます。
- Microsoft Azure の場合:
管理サーバーデータを対話モードで復元するには:
- Kaspersky Security Center のインストールフォルダーにある klbackup ユーティリティを実行します。klbackup ユーティリティは、管理サーバーをインストールした時と同じアカウントで起動する必要があります。新しくインストールした管理サーバーでユーティリティを実行することを推奨します。
バックアップと復元ウィザードが起動します。
- ウィザードの最初のウィンドウで、[管理サーバーデータを復元]を選択し、その後[次へ]をクリックします。
[管理サーバーの証明書のみを復元またはバックアップする]をオンにすると、管理サーバーの証明書のみが復元されます。
非アクティブなフェールオーバークラスターノードで klbackup ユーティリティを実行すると、管理サーバー証明書を指定するか、管理サーバーからデータを自動的に取得するかのいずれかのオプションを選択するように要求されます。
- ウィザードの[設定の復元]ウィンドウで、次の操作を実行します:
- 管理サーバーデータのバックアップコピーがあるフォルダーを指定します。
AWS または Azure のクラウド環境を使用している場合、ストレージのアドレスを指定してください。ファイルが backup.zip という名前になっていることを確認してください。
- データのバックアップ時に入力したパスワードを指定します。
データを復元する時は、バックアップ時に入力したパスワードを指定します。共有フォルダーへのパスがバックアップ後に変更された場合は、復元されたデータを使用するタスクの操作(復元タスクとリモートインストールタスク)を確認します。必要に応じて、これらのタスクの設定を編集します。バックアップファイルからのデータの復元中は、共有フォルダーまたは管理サーバーにアクセスしないでください。klbackup ユーティリティを開始するアカウントは、共有フォルダーへのフルアクセスの権限を持っている必要があります。
- [次へ]をクリックし、データを復元します。
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