ネットワークエージェントのインストールは、次の 2 つの手順で実行されます:
Linux デバイスの準備
Linux で動作するデバイスにネットワークエージェントをリモートインストールのために準備するには:
デバイスに接続できない場合、ファイル /etc/ssh/sshd_config
を開き、次の設定をそれぞれの値に変更します:
PasswordAuthentication no
ChallengeResponseAuthentication yes
デバイスに問題なく接続できる場合は、/etc/ssh/sshd_config ファイルを変更しないでください。そうしないと、リモートインストールタスクの実行時に SSH 認証エラーが発生する可能性があります。
必要に応じてファイルを保存し、sudo service ssh restart
コマンドを使用して SSH サービスを再起動します。
visudo
コマンドを使用し、sudoers 構成ファイルを開きます。開いたファイルで、%sudo
(CentOS オペレーティングシステムを使用している場合は、%wheel
)で開始される行を探します。該当の行で、次を指定します:<username
> ALL = (ALL) NOPASSWD: ALL
この場合、<
username
>
は、SSH を経由してデバイスを接続するために使用するユーザーアカウントです。Astra Linux オペレーティングシステムを使用している場合は、ファイル /etc/sudoers の最後の行に次のテキストを追加します:%astra-admin ALL=(ALL:ALL) NOPASSWD: ALL
sudo whoami
コマンドを使用できます。/etc/systemd/logind.conf
を開き、次のいずれかを実行します:KillUserProcesses=no
KillExcludeUsers=root
対象デバイスが Astra Linux を実行している場合は、export PATH=/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin
文字列をファイル /home/<
ユーザー名
>/.bashrc
に追加します。<
ユーザー名
>
は、SSH を使用したデバイス接続に使用されるユーザーアカウントです。
変更した設定を適用するには、Linux デバイスを再起動するか、次のコマンドを実行してください:
$ sudo systemctl restart systemd-logind.service
ネットワークエージェントのリモートインストール
Linux デバイスにネットワークエージェントをリモートインストールするには、次の手順に従います:
パッケージの依存関係は、パッケージのインストール先の Linux ディストリビューションに含まれるユーティリティで確認できます。それらのユーティリティについて詳しくは、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
su
コマンドのオプションを使用して、環境を保持します: -m, -p, --preserve-environment
。バージョン 20 より前の Fedora で動作しているデバイスにネットワークエージェントを SSH でインストールすると、エラーになることがあります。その場合、ネットワークエージェントをインストールするには、/etc/sudoers で Defaults requiretty オプションをコメントアウト(つまりコメント構文で囲むように)します。SSH での接続中に、Defaults requiretty オプションが問題になる条件の詳細は、Bugzilla バグトラッキング Web サイトを参照してください。
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