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クラウド環境のデバイスへのアプリケーションのインストール
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クラウド環境のデバイスには、カスペルスキー製品の Kaspersky Security for Windows Server(Windows デバイス用)と Kaspersky Endpoint Security for Linux(Linux デバイス用)をインストールできます。
保護機能をインストールする予定のクライアントデバイスは、クラウド環境での Kaspersky Security Center の動作のための要件 を満たしていなければなりません。AWS インスタンス、Microsoft Azure 仮想マシン、または Google 仮想マシンインスタンスへの製品のインストールには、有効なライセンスが必要です。
Kaspersky Security Center 15.1 では次の利用シナリオがサポートされます。
クライアントデバイスが API によって検出され、製品のインストールも API によって実行される。AWS と Azure のクラウド環境では、このシナリオがサポートされます。 クライアントデバイスが Active Directory のポーリング、Windows ドメインのポーリング、IP アドレス範囲のポーリングのいずれかで検出され、製品のインストールが Kaspersky Security Center によって実行される。 クライアントデバイスが Google API によって検出され、製品のインストールが Kaspersky Security Center によって実行される。Google Cloud では、このシナリオのみがサポートされます。 その他の製品インストール方法はサポートされていません。
仮想デバイスにアプリケーションをインストールするには、インストールパッケージ を使用します。
AWS API または Azure API を使用してインスタンスにアプリケーションのリモートインストール用のタスクを作成するには:
コンソールツリーで、[タスク ]フォルダーを選択します。 [新規タスク ]をクリックします。新規タスクウィザードが起動します。ウィザードの指示に従ってください。
[タスク種別の選択 ]ウィンドウで、タスク種別として[アプリケーションのリモートインストール ]を選択します。 [デバイスの選択 ]ウィンドウで、[管理対象デバイス ]の[クラウド ]グループから目的のデバイスを選択します。 アプリケーションをインストールする予定のデバイスにまだネットワークエージェントがインストールされていない場合、[タスクを実行するアカウントの選択 ]ウィンドウで[アカウントが必要(ネットワークエージェントの使用なし) ]を選択し、ウィンドウの右側にある[追加 ]をクリックします。表示されるメニューで、次のいずれかを選択します:クラウドアカウント AWS 環境のインスタンスにアプリケーションをインストール予定で、必要な権限が設定された AWS IAM アクセスキーを保有しているが IAM ロールがない場合、このオプションを選択します。Azure 環境のデバイスにアプリケーションをインストールしたい場合にもこのオプションを選択します。
表示されたウィンドウで、目的のデバイスにアプリケーションをインストールする権限を付与する認証情報を入力 します。
クラウド環境を選択します:AWS または Azure。
[アカウント名 ]に、これらの認証情報の名前を入力します。タスクを実行するアカウントのリストにこの名前が表示されます。
AWS を選択した場合、[アクセスキーの ID ]と[秘密鍵 ]に、指定したデバイスにアプリケーションをインストールする権限のある IAM ユーザーアカウントの認証情報を入力します。
Azure を選択した場合、[Azure サブスクリプション ID ]と[Azure アプリケーションパスワード ]に、指定したデバイスにアプリケーションをインストールする権限のある Azure アカウントの認証情報を入力します。
誤った認証情報を入力した場合、リモートインストールタスクをスケジュール設定したデバイス上で、タスクはエラー終了します。
アカウント Windows を実行しているインスタンスでは、AWS または Azure の API ツールを使用してアプリケーションをインストールする予定がない場合は、このオプションを選択します。この場合、クラウドセグメントのデバイスが、要件を満たす ことを確認してください。AWS API と Azure API のどちらも使用せずに Kaspersky Security Center 内にアプリケーションをインストールします。
誤ったデータを入力した場合、リモートインストールタスクをスケジュール設定したデバイス上で、タスクはエラー終了します。
IAM ロール AWS 環境のインスタンスにアプリケーションをインストール予定で、必要な権限が設定された IAM ロール を保有している場合、このオプションを選択します。
このオプションを選択して、必要な権限が設定された IAM ロールを保有していなかった場合、リモートインストールタスクをスケジュール設定したデバイス上で、タスクはエラー終了します。
SSH 証明書 Linux を実行しているインスタンスでは、AWS または Azure の API ツールを使用してアプリケーションをインストールする予定がない場合は、このオプションを選択します。この場合、クラウドセグメントのデバイスが、要件を満たす ことを確認してください。AWS API と Azure API のどちらも使用せずに Kaspersky Security Center 内にアプリケーションをインストールします。
SSH 証明書の秘密鍵を指定するには、ssh-keygen ユーティリティを使用して生成できます。Kaspersky Security Center は PEM 形式の秘密鍵をサポートしますが、ssh-keygen ユーティリティは既定で SSH 鍵を OPENSSH 形式で生成します。OPENSSH 形式は Kaspersky Security Center ではサポートされていません。サポートされる PEM 形式で秘密鍵を作成するには、ssh-keygen コマンドに -m PEM
オプションを追加します。例:
ssh-keygen -m PEM -t rsa -b 4096 -C "<
ユーザーのメールアドレス
>"
新しい認証情報ごとに[追加 ]をクリックすると、複数の認証情報を提供できます。クラウドセグメント間で異なる認証情報が必要な場合は、すべてのセグメントに対して認証情報を提供します。
ウィザード終了後に、アプリケーションのリモートインストール用のタスクが[タスク ]フォルダーの作業領域のタスクのリストに表示されます。
Microsoft Azure の仮想マシンにセキュリティ製品をインストールすると、仮想マシンにインストールされているカスタムスクリプト拡張機能が削除される場合があります。
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