ユーザーとグループへの権限の割り当て

ユーザーとグループに、管理サーバーの様々な機能や、管理プラグインが組み込まれたカスペルスキー製品(例:Kaspersky Endpoint Security for Windows)の様々な機能を使用する権限を付与できます。

権限をユーザーまたはユーザーのグループに割り当てるには:

  1. コンソールツリーで、次のいずれかの操作を行います:
    • 管理サーバーフォルダーを展開し、目的の管理サーバーの名前の付いたフォルダーを選択します。
    • 管理グループを選択します。
  2. 管理サーバーまたは管理グループのコンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。
  3. 管理サーバー(または管理グループ)のプロパティウィンドウが開いたら、左側の[セクション]ペインで[セキュリティ]を選択します。

    インターフェイスの設定ウィンドウで[セキュリティ設定タブの表示]をオンにすると、[セキュリティ]セクションが使用できます。

  4. セキュリティ]セクションの[グループ名またはユーザー名]リストで、ユーザーまたはグループを選択します。
  5. 作業領域下部の[権限]タブで、選択したユーザーまたはグループに付与する権限を設定します。
    1. 権限リストのフォルダーを展開して個別の権限の設定を編集するには、プラス記号(+)をクリックします。
    2. 目的の権限の横にある[許可]および[拒否]を、必要に応じてオンにします。

      例 1:[ACL にかかわらずオブジェクトにアクセスする]フォルダーまたは[削除されたオブジェクト]フォルダーを展開して、[読み取り]権限を設定します。

      例 2:[基本機能]フォルダーを展開して、[書き込み]権限を設定します。

  6. 権限の設定が完了したら、[適用]をクリックします。

ユーザーまたはユーザーグループに対する一連の権限が設定されます。

管理サーバー(または管理グループ)の権限は、次の領域から構成されます。

許可]と[拒否]のどちらもオンになっていない場合、権限は[未定義]とみなされ、ユーザーに対して明示的に許可ないし拒否されるまでは拒否されます。

ユーザーの権限は次から構成されます:

これらの権限のうち 1 つでも[拒否]として設定されている場合、他の権限が許可または未定義でも、ユーザーは該当する権限が拒否されます。

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