ステップ 12:メール通知の設定
すべて表示 | すべて非表示
クライアントデバイス上のカスペルスキー製品の実行中に登録されたイベントに関する通知の配信方法を設定します。この設定は、アプリケーションポリシーの既定の設定として使用されます。
メール通知の設定
カスペルスキー製品で発生したイベントに関する通知の配信を設定するには、次の設定を使用します:
- 受信者(メールアドレス)
通知が送られるユーザーのメールアドレスです。1 つ以上のアドレスを入力できます。複数のアドレスを入力する場合はセミコロンで区切ってください。
- SMTP サーバーアドレス
組織のメールサーバーのアドレスです。
複数のアドレスを入力する場合はセミコロンで区切ってください。次の値を使用できます:
- IPv4 / IPv6 アドレス
- デバイスの Windows ネットワーク名(NetBIOS 名)
- SMTP サーバーの DNS 名
- SMTP サーバーのポート
SMTP サーバーの通信ポート番号。複数の SMTP サーバーを使用する場合、それらサーバーへの接続は指定された通信ポートを介して確立されます。既定のポート番号は 25 です。
- ESMTP 認証を使用する
ESMTP 認証のサポートを有効にします。チェックボックスをオンにすると、[ユーザー名]と[パスワード]で ESMTP 認証を設定できます。既定では、このチェックボックスはオフです。
- TLS を使用する
SMTP サーバーとの接続の TLS 設定を指定できます:
- TLS を使用しない
メールの暗号化を無効にする場合に、このオプションを選択できます。
- TLS を使用する(SMTP サーバーがサポートする場合)
SMTP サーバーに TLS 接続を使用する場合に、このオプションを選択できます。SMTP サーバーが TLS をサポートしていない場合、管理サーバーは TLS を使用せずに SMTP サーバーへ接続します。
- TLS を常に使用し、サーバー証明書の有効性をチェックする
TLS 認証設定を使用する場合に、このオプションを選択できます。SMTP サーバーが TLS をサポートしていない場合、管理サーバーは SMTP サーバーへ接続できません。
SMTP サーバーの接続の保護をより強化する目的で、このオプションを使用することを推奨します。このオプションを選択すると、TLS 接続の認証設定を指定できます。
[TLS を常に使用し、サーバー証明書の有効性をチェックする]の値を選択する場合は、SMTP サーバーの認証用の証明書を指定し、TLS の任意のバージョンを介した通信を有効にするか、TLS 1.2 以降のバージョンのみを介した通信を有効にするかを選択できます。また、SMTP サーバーでクライアント認証に使用する証明書を指定することもできます。
[証明書を指定 ]をクリックして TLS 接続用の証明書を指定できます。
- SMTP サーバーの証明書ファイルを参照します:
信頼できる証明書認証局から証明書のリストを含むファイルを受け取り、ファイルを管理サーバーへアップロードできます。Kaspersky Security Center は、SMTP サーバーの証明書も信頼できる証明書認証局によって署名されているかどうかをチェックします。信頼できる証明書認証局から SMTP サーバーの証明書を受け取っていない場合、Kaspersky Security Center は SMTP サーバーに接続できません。
- クライアント証明書ファイルを参照します:
信頼できる認証局など、任意の発行元から受け取った証明書を使用できます。次のいずれかの証明書タイプを使用して、証明書とその秘密鍵を指定する必要があります:
- X-509証明書:
証明書を含むファイルと秘密鍵を含むファイルを指定する必要があります。両方のファイルは相互に依存せず、ファイルを読み込む順序は重要ではありません。両方のファイルを読み込む時は、秘密鍵をデコードするためのパスワードを指定する必要があります。秘密鍵がエンコードされていない場合、パスワードの値は空である可能性があります。
- pkcs12 コンテナー:
証明書とその秘密鍵を含む単一のファイルをアップロードする必要があります。ファイルの読み込み時に、秘密鍵をデコードするためのパスワードを指定する必要があります。秘密鍵がエンコードされていない場合、パスワードの値は空である可能性があります。
[テストメッセージの送信]をクリックして、新しいメール通知設定をテストできます。
クイックスタートウィザードを使用せずに、後からイベント通知を設定することもできます。
ページのトップに戻る