ポリシー設定の継承
ポリシーは管理グループに対して指定します。ポリシーの設定を継承し、ポリシーが設定されている管理グループのサブグループ(子グループ)に設定を反映させることができます。以降の説明では、親グループで設定されているポリシーを「親ポリシー」と表記する場合があります。
継承に関して 2 つのオプションをオンまたはオフにできます:[親ポリシーから設定を継承する]と[設定を子ポリシーへ強制的に継承させる]:
- 子ポリシーで[親ポリシーから設定を継承する]をオンにし、親ポリシーの設定の一部をロック状態にすると、子グループでこれらの設定を変更できません。ただし、親ポリシーでロック状態になっていない設定は変更できます。
- 子ポリシーで[親ポリシーから設定を継承する]をオフにすると、親ポリシーでロック状態の設定も含めて、子ポリシー側ですべての設定を変更できます。
- 親ポリシーで[設定を子ポリシーへ強制的に継承させる]をオンにすると、すべての子ポリシーで[親ポリシーから設定を継承する]がオンになります。この場合、子ポリシーの側でこのオプションをオフにすることはできません。親ポリシーでロックされている設定はすべて強制的に子ポリシーに継承され、子グループ側でこれらの設定を変更することはできません。
- [管理対象デバイス]グループにはそれより上位のグループが存在せず、他のポリシーを継承することがないため、[管理対象デバイス]グループのポリシーの[親ポリシーから設定を継承する]が設定に影響を及ぼすことはありません。
既定では、新規に作成したポリシーでは[親ポリシーから設定を継承する]はオンです。
ポリシーにポリシープロファイルが存在する場合、子ポリシーでもこれらのプロファイルが継承されます。
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