管理サーバーへの接続と管理サーバーの切り替え

Kaspersky Security Center が起動されると、管理サーバーへの接続が試行されます。ネットワーク上で複数の管理サーバーが利用できる場合、Kaspersky Security Center が前回のセッションで接続した管理サーバーが要求されます。

Kaspersky Security Center がインストール後に初めて起動された場合、インストール時に指定された管理サーバーへの接続が試行されます。

管理サーバーへの接続が確立されると、そのサーバーのフォルダーツリーがコンソールツリーに表示されます。

コンソールツリーに複数の管理サーバーが追加されている場合は、それらのサーバーを切り替えることができます。

管理コンソールは、それぞれの管理サーバーの作業に必要です。新しい管理サーバーへ初めて接続する前に、管理コンソールからの接続を受信するポート 13291 が開放されていることを確認してください。それ以外のすべてのポートは、管理サーバーと Kaspersky Security Center の他の機能の通信に必要です。

別の管理サーバーに切り替えるには:

  1. コンソールツリーで、目的の管理サーバーの名前の付いたフォルダーを選択します。
  2. フォルダーのコンテキストメニューで、[管理サーバーに接続]の順に選択します。
  3. 開かれる[接続設定]ウィンドウの[管理サーバーアドレス]で、接続する管理サーバーの名前を指定します。管理サーバーの名前として、IP アドレスまたは Windows ネットワーク上でのデバイスの名前を指定できます。[詳細]をクリックして管理サーバーへの接続を設定することができます(次の図を参照)。

    既定とは別のポートから管理サーバーに接続するには、<管理サーバー名>:<ポート> 形式で[管理サーバーアドレス]に値を入力します。

    仮想管理サーバーに接続するには、[管理サーバーアドレス]フィールドに <管理サーバーのアドレス>/<仮想サーバー名> の形式で値を入力します。

    読み取り権限がないユーザーは管理サーバーへのアクセスを拒否されます。

    [接続設定]ウィンドウでは、管理サーバーのアドレス、ユーザー名、およびパスワードのフィールドが入力されます。[SSL を使用]チェック ボックスと[データ圧縮を使用]チェック ボックスがオンになっています。

    管理サーバーへの接続

  4. サーバーの切り替えを完了するには、[OK]をクリックします。

管理サーバーに接続すると、コンソールツリーで対応するノードのフォルダーツリーが更新されます。

関連項目:

Kaspersky Security Center で使用するポート

管理サーバーと管理コンソール

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