IP アドレス範囲のポーリング
すべて表示 | すべて非表示
管理サーバーが ICMP パケットまたは NBNS プロトコルを使用して指定の IP アドレス範囲をポーリングし、IP アドレス範囲内にあるデバイスの完全なデータを作成します。既定では、この種別のポーリングはオフです。Windows ネットワークのポーリングや Active Directory のポーリングを使用する場合は、この種別のポーリングの使用は推奨されません。
ネットワークポーリングを開始する前に、SMB プロトコルが有効になっていることを確認してください。有効でない場合、Kaspersky Security Center はポーリングされたネットワークでデバイスを検出できません。SMB プロトコルを有効にするには、オペレーティングシステムの指示に従ってください。
IP アドレス範囲のポーリング設定の表示と変更
IP アドレス範囲のポーリング設定の表示と変更を行うには:
- コンソールツリーで、[デバイスの検索]フォルダーの[IP アドレス範囲]サブフォルダーを選択します。
[今すぐポーリング]をクリックすると、[未割り当てデバイス]フォルダーから[デバイスの検索]フォルダーに進むことができます。
- 必要に応じて、[IP アドレス範囲]サブフォルダーで[サブネットの追加]をクリックしてポーリング対象の IP アドレス範囲を追加し、[OK]をクリックします。
- [ポーリングの設定]をクリックします。
IP アドレス範囲のプロパティウィンドウが開きます。必要に応じて、IP アドレス範囲のポーリング設定を編集できます:
- IP アドレス範囲のポーリングを有効にする
既定では、このオプションはオフです。Windows ネットワークのポーリングや Active Directory のポーリングを使用する場合は、この種別のポーリングの使用は推奨されません。
- ポーリングのスケジュールを設定する
既定では、時間は 420 分です。古いデータは次回のポーリングで取得されたデータで置換されます。
ポーリングスケジュールには次のオプションがあります:
- N 日ごと
指定した日時から、日単位で指定した間隔ごとにポーリングを定期的に実行します。
既定では、現在のシステム日時から、1 日ごとにポーリングが実行されます。
- N 分ごと
指定した時刻から、分単位で指定した間隔ごとにポーリングを定期的に実行します。
既定では、現在のシステム時刻から、5 分ごとにポーリングが実行されます。
- 曜日ごと
指定した曜日(複数可)の指定した時刻にポーリングを定期的に実行します。
既定では、毎週金曜日の午後 6 時にポーリングが実行されます。
- 毎月、選択した週の指定日
毎月、指定した週・曜日の指定した時刻にポーリングを定期的に実行します。
既定では、月内のいかなる日付も選択されておらず、開始時刻は午後 6 時です。
- 未実行のタスクを実行する
ポーリングの実行がスケジュールされていた時刻に管理サーバーがオフまたは接続できなかった場合は、管理サーバーがオンになった時に即座にポーリングを実行させるか、ポーリングの次回のスケジュールまで待機するかを選択できます。
このオプションをオンにすると、管理サーバーがオンになるとすぐにポーリングを開始します。
このオプションをオフにすると、管理サーバーはポーリングの次回のスケジュールまでポーリングの実行を待機します。
既定では、このオプションはオンです。
すぐにポーリングを実行するには、[今すぐポーリング]をクリックします。このボタンは、[IP アドレス範囲のポーリングを有効にする]をオンにすると使用可能になります。
仮想管理サーバーでは、ディストリビューションポイントのプロパティウィンドウの[デバイスの検索]セクションで、IP アドレス範囲ポーリングの設定を表示および編集できます。IP アドレス範囲のポーリング中に検出されたクライアントデバイスは、仮想管理サーバーの[ドメイン]フォルダーに表示されます。
ページのトップに戻る